ちょっと遅め、今年の仕事始め

2011年初仕事、9時事務所。オー帰って来たかと、まずまずの出だし。「あれ、君誰?」とかデスクが無くなってるとか、そんな事は無かったので一安心。長期休みをとるとそんな事を心配してしまう。3つのプロジェクトが同時にやってくる。よし今年も忙しくなりそうだ。夕方前事務所のみんなにお土産の「おいもさん」をあげたら、みな喜んで食べた。そりゃ旨いにきまってるさ。社長も「超うまい」と連呼してくれた。18時半帰宅。

夕飯の買い物をしてカムデンタウンを通ってフラットに帰る。街の、、いやこの国の理不尽さにイライラが募る。イライラが頂点に達して、自宅のフラットキッチンに帰って来てさっそく下に住んでいるトビ職の兄貴カップルに愚痴る。「何でこんなカムデンって汚いんっすか!!!何でおれこんなとこで働いてんすかー!!!、、、こんな理不尽な国ないっすよー。」兄貴カップルにたくさん愚痴って、更には部屋が温かい事を確認すると何だか発作が少しおさまった。兄貴はしかも包丁を丁寧に研いでくれていた。素晴らしい兄貴。ところでこのイライラは一度日本に帰国してこちらに舞い戻ってくると必ず見舞われる発作である。よくもまあこんな糞みたいな国が、国として成立しているなぁと正直感じてしまうのである。英国と日本に馴染んでしまった僕が、僕という器の中で摩擦を起こしている貴重な数日間である。ここ2、3日あるいは環境に完全にアダプトするまでこの発作は持続すると思われる。その後、何事も無かったかの様に元の状態に戻るのである。普通なら。

昨日の事を思い出す。スチームルームでの出来事。突然男が話しかけて来た。
男「この国、糞=ラビッシュだよな。どこからキタ?」
僕「ああ、ラビッシュだな、日本だよ。君は?」
男「バングラディッシュだ。イギリス系バングラディッシュだ。ラビッシュなクニだ」
俺「まじで糞だよ。」
2人は永遠と愚痴りながら、スチームを浴び続けた。

それにしても思っている事を話すと何ともリラックスできる。兄貴にこれからもっと愚痴を聞いてもらおうー(楽)TOHRUくんスカイプ来る。20時過ぎ夕飯の支度。