サウナでつかれる

3月1日、木曜日。

仕事が遅くに終わったのでジムではランニングはせずスチーム・サウナに向かった。齢80際くらいのじいさんと身体のでかい黒人兄貴が座っている。2人とも顔見知りだ。黒人の兄貴は以前、チョコレートクロワッサンを頬張っていたやつだ。だいぶんと前の事だ。ちなみに兄貴は40歳。

80「ところでブルース・リーはボクシング(ジムのレッスン)はやったことあるか」
僕「いやあ、ありませんねー。」
兄貴「やったらいいのにー。」
僕「そうですねー。やってみたいんだけど、なかなか。」
80「ところでブルース・リーの息子は何で死んだか知ってるか?、映画の収録中に撮影用の拳銃に本物の銃弾が入っていて、それで打たれて死んだのだ。」

そう。ここのジムにいる奴らは皆僕のことをブルース・リーだと思っている。以前会った時もブルース・リーであった。好きだから嬉しいのだけど。ブルースリーの息子が打たれて死んだ話が永遠と続くのでサウナを出る。熱いからでます、というのは良い口実だ。

外ではイスラム系と思われる2人が海水パンツで宗教/信仰について語っている。
イ1「真理って何なのだろうか。」
イ2「誰もそんな事はしらないさ。」
イ1「頑張るしかないよな」
イ2「永遠なんてものはないさ」

これもまた間に挟まれたくないので、スチームに逃げる。スチームでは中東系5、6人に囲まれなんだかモロッコで味わった共同浴場的な雰囲気を思い出した。ふう、リラックするためにきたけど余計に疲れた。TESCOで夕飯を買ってチンして食べた。眠い。