キャップの締め忘れは怖い

3月9日、土曜日。

朝9時頃に目が覚める。午前中ぐだぐだとして昼前にシャワーを浴びて外出の準備をする。

12時事務所、今週末も仕事である。電話のならない静かな事務所は実に集中できる。スピードも精度も高い。金曜日に話していたととおり、イタリア人のMCHLもやってくる。幸せな2人だなとお互いに苦笑い。僕は16時過ぎに終了し、あがる。ようやく週末になったのでどこにいくか考える。そうだ土曜日なのでノッティング・ヒルのポートベローマーケットにでも行こうかと思いつく。

事務所は通勤という視点から考えると実によろしくない位置にあるが、ポートベローマーケットに歩いていけるというのは唯一の立地的アドバンテージである。そんな毎日いかないのだけれども。LADBROKE GROVE STATIONのマーケットのエッジから東方面に向かう。ノッティング・ヒルに近づいた所でアンティークを売っている何件かの店に入って物色。ふむふむとガラスショーケースの中を覗く。思いつくことありあるもの1つを購入。1930年代のもので、80年以上前のアンティークだ。ずしりと重い、鉄の塊だ。値段交渉して10%の値引きもしてもらう。

チューブに乗ってTKYM氏と会ってリバティーを物色。その後チャイナタウンでTKYM氏お薦めの中華へ。美味い。メニューがシンプルで選びやすく、安い。今度はもう少し色んな種類を頼んでシェアするような形で注文してみたい。

食後、ビルを払ってさて帰ろうかとしたところ、TKYM氏の鞄の中がコーヒー牛乳的な液体で大洪水になっていた。レストランに入る前にご本人が購入したペットボトルの飲み物がカバンの中で溢れていたのだ。覆水盆に返らず、、CANONのデジカメが泳いでおられた。幸いにも購入されたばかりのEL CROQUIS: DAVID CHIPPERFIELDは無事でいらしゃったようだ。