日本での休みが最終日になりました

1月5日、木曜日。

本日はぐうたらできる最終日。午前中に母とばあちゃんと車でショッピングモールにいって買い出し。イギリスに持ち帰れるものを探した。荷物の重量オーバーにならない様小さな小物、ステーショナリーを購入できた。昼ご飯はばあちゃんちで鳥飯のおにぎり、寿司と、カップ麺のうどん。鰻重とは別種の美味しさ。

しばらくするとばあちゃんのお友達で近くに住んでいるオチエさんがやってきた。OCEさんは今88歳、戌年で僕と同じ生まれ年。そして僕と同じ誕生日なのだ。抹茶と和菓子をよばれながら3人で世間話をする。(ばあちゃんはちなみに77歳)本日いただいた名言アドバイスは、

その1:「お嫁さんはな、年下の方がええで絶対なっ、、(お嫁さんが年上やったりしたら)2人ともヨボヨボになるしなっ、わかい方がええへ。」
その2:「体はなっ、太とおなったらあかんねやけどな、心が太おーなるぶんにはな、ええねんで」
その3:「次帰ってくるときはな、もうな子供連れて帰って来てもええかもなっ」、「目が青いのはあかんで(ばあちゃん)」とばあちゃんが援護射撃。

88歳、77歳、29歳の3人による楽しい会話は、間髪入れず2時間くらい続きました。テレビの情報番組やバラエティー番組を観ているよりも、はるかに為になった。実体験はすごい。OCEさんをお見送りしてばあちゃんのオカキづくりの手助けをする。お正月の餅を薄切りにする。その後、筵(むしろ)の上に綺麗に並べ時間をかけて乾燥させる。乾燥させる時は必ず筵でなくてはならないそうだ。というのは筵はイグサの編み物で吸水性と通気性に富み、薄切り餅の乾燥に最適な素材なのである。昔の人の知恵に感心する。


こうやってむしろの上に並べて、乾燥。

オカキの製造業に勤しんだ後は弟くんと裏山へお墓参り。夕日が綺麗だった。その後、一旦父親のiMacの問題を解決しに自宅に戻り、夕食時に再び祖父母宅にもどった。僕の日本での最終日なので欲をいって豚しゃぶにしてもらった(ずーっと欲を言い続けていたのだけど、勿論最後も)。プラス、スペアリブと卵のマーマレード煮。すべて美味しかった。豚しゃぶは沢山の水菜と白菜と共にゆずポン酢で食べた。

じいちゃんばあちゃんにここ2週間のお礼をいって、また帰ってくるから元気でなーといってお別れした。明日の早朝、両親に関空まで送ってもらい、パリ経由でロンドンに戻る予定です。本当に楽しくリラックスできた2週間だった。食べ物ブログと化してしまいましたが、明日の更新以降、グレー・スケールな内容が続くと思われます。現実です。


2つ鍋。


スペアリブと卵