シチリア6日目

午前8時過ぎ目が覚め、9時過ぎに起床する。身支度を整えてチェックアウトの準備を進める。荷物をまとめてチェックアウトした後、CLDOに会いに行く。KUBO-Cが以前働いていたら事務所である。海岸沿いの産業地区に位置している。事務所でCLDOに向かい入れられ所員のみんなと挨拶。コーヒーを入れてもらい歓談。KUBO-Cの思い出話に華がさいた。別れを惜しみながら皆に挨拶をする。CLDOが美味しいお菓子を買ってあげるということで、CLDOの車に乗って20分ほど山の中へ。小さな町のお菓子屋さんに到着、店内で試食をさせてもらい、いろんなお菓子の詰め合わせをお土産に持たせてもらった。再び事務所に到着し、別れの挨拶、大変お世話になったのでお礼を言う。オフィスを出発して今度はスーパーで買い物、水や食料、お土産などを購入する。買い物を済ませてvr ファミリーのお宅へ。お邪魔する。家族とランチを食べようと今日も誘ってくれた。VRパパの作る美味しい料理を食べながらゆったりとした時間を過ごしさせてもらった。食後、VRパパとお別れの挨拶をしてVRママの実家へ。VRママのお父さんは建築家でありアーティストでもある。家は全て自分で設計し、自分で作った。そのお宅を拝見しに行った。車で5分のところにあった。VRのおばあちゃんに迎え入れられる。88歳の元気なおばあちゃんに家の内部を案内してもらった。家はもちろんのこと、暖炉、家具、扉、建具、欄干など全てがおじいちゃんも設計と手作りという素晴らしい家だった。日本人建築家4人驚きながらかんさつした。おじいちゃんは現在体調を崩して病院にいるようだったが、今回はVRママとおばあちゃんのご厚意で訪問が実現した。ここでVRママとはお別れ。数日間お世話になり、素晴らしい年末年始を過ごせた。我々は旅を継続する。車は西の都市PALERMOをめざす。車でおよそ2時間半から3時間ほどかかる。右手海を見ながら車は海岸沿いの高速道を進む。予想通り2時間半少々でPALERMOの郊外に到着、そこから急激に車の運転マナーが荒く原始的になってきた。運転はTKYM氏、僕がナビ、複雑な道路とローカルマナー、狭さなどかなり苦戦をしながらアパート近くまで到達した。アパートの大家とは近くの薬局前で合流できた。そこで運転はKUBO-Cに交代、軽自動車一台くらいの道幅の道を通りコートヤードの駐車場へグイグイと進み、無事に駐車完了、とともに安堵。大家さんにアパートの案内と説明をしてもらう。大家は実はロンドンに住んでいたこともあり、建築を勉強していたという奇遇で盛り上がった。とりあえずアパートで移動の疲れを癒す。夜遅くに外出、近くのデリでサンドイッチ、サラダを買ってアパートで食べる。シャワーを浴び眠りにつく。 長い1日だった。


MILLAZOからPARELMOへの道中での夕日。