ギリシャ紀行:1日目

しばらくギリシャ紀行をアップし続けることにしたい。ブログ記事アップ時9月3日(土)16時。


でわ8月28日、日曜日の早朝から。

午前5時前に起床。手早く用意をして予約しておいたタクシーにプックアップしてもらい、VICTORIA駅へ。GATWICK EXPRESSに乗車して空港へ。7時頃に空港へ到着。8時10分、GATWICK発SANTORINI行きのEASY JETに無事搭乗。フライト時間4時間程で到着。

飛行機の搭乗口が開くと同時に、南国の空気が冷房ガンガンに効かせた機内に流れ込む。気温30度。湿気はほとんどなく快適。滑走路を歩き、バスに乗ってパスポートコントロールへ。南国風のラフな審査を受け、サントリーニ島ティーラ島の中心街はティラ行きの小さな路線バスに乗った。片道1.60ユーロ。バスの窓から白い景色を眺める。バス停から降りて3分の所に予約しておいたホテルを見つけたのでチェックイン。シャワーを浴びて、シャツとショートパンツに着替えさっそく外出した。

町外れのホテルから5分程歩き、バス停を通り街の中心へ。坂道が入り組み、白い建築が重なりあって、複雑な町並みを形成している。今までにバルセロナや南フランスの地中海沿いの街を観て来てきたけれども、ここまで直視できない程白く目映い建築ははじめてだった。

歩いて頂きの方向を目指していると、突然視界が開けカルデラが広がった。西の方角に弧が形成されその斜面に沢山の白い家々が集まっている。心地よい風が吹き上げる。街は静かで、遠くの方から舟の汽笛や鳥の声が聞こえてくる。上を見上げると青い空。下方を覗き込むとカフェ、プール、ロバやら蒼い海とかクルーザー。夏だなあと思い、気持ちが段々とホリ
デーへ。

町並みを沢山観たくて、海岸沿いのペーブメントを歩き町並みを外れるまで歩いた。まだまだ続くけれども、街の全貌を見渡せたところでしばらく一息。静かだ。風の音と蝉の声しか聞こえない。静けさと広大な景色のスケールとが一致せず不思議な感じだった。海の色と光り方が変化しているのがよくわかる。

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沢山歩いたので一旦ホテルの部屋に戻りシャワーを浴び、夕食へ。タイミングよく日の入り。綺麗だ。夕食はホテルのおじさんがお勧めするボスのレストランへ。そのボスはサントリーニで2店舗やってるけど1店舗は景色が良いがとても高級なので、カジュアルな方へといった。そこでサラダと魚のグリルを食べた。文句無しに新鮮でさっぱり、とても美味しかった。

夕食後、もっと静寂な町並みを歩く。昼間の白い景色はいっぺん、暗めの照明が点々と輝く落ち着いた夜景になる。高いところから町並みを眺める。食器の音や人々の会話、笑い声などが混ざり合って遠くから伝わってくる。弱い風が海から吹き上げている。オリーブの匂いがしたり、潮や、岩の香りがしたりする。父が以前ギリシャ旅行した時に食べたピスタチオのアイスクリームが美味しくて忘れられないといっていたので、僕も食べてみる。とてもおいしかった。美味しかったので毎晩夜景とともに食べる事にした。

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ピスタチオアイスクリームを食べながら火山の火口付近から花火があがるのを眺めて、さてホテルに戻るかと思ったところでATHENS / アテネのELEFから電話がはいった。久しぶりに話をした。ロンドンで共に同じコースで学んだ女の子だ。明後日の夜、アテネで会う事を約束する。


パノラマ:是非オリジナル画像をみてくださいな。


明日は泳いで、食べて、たくさん遊ばなきゃならないので早めに横になった。