イーゲーを軽やかに受け流し、A先輩と再会

金曜日今週もまた無事に終わった。仕事が終わってから、コベント・ガーデンへ。
実は日本の大学院の研究室で一緒だったA先輩がロンドンにきていらっしゃるということで、お会いする事になっていたのだ。AAのP.Y経由で知らせてもらったので、3人でご飯なのだ。

ここでせっかく楽しみにしている金曜日の夜の先輩との夕食なのに、変な事がおこってしまった。待ち合わせの場所に早くついてしまったので、よく行くアートブックの店で作品集を立ち読みしていた。狭い階段に本が並んでいるので、その狭い通路で立ち読みしていたので、僕の後ろを1人の男性が通り過ぎた。ん、あれ?と違和感に気がついたのは、その人が通り過ぎた後だった。僕が気に入ってる服の中にAllSaintsの革ジャンがある。非常に触り心地が滑らかで柔らかくゴワツかない。春、秋はもちろんのことロンドンだと夏でも重宝する。それにだいたいこちらの服のサイズは僕にとって大きいのだが、この革ジャンはぴったりだった。

まあそんな革ジャンの記述はどうでもいいのだが、重要なのはそんな革ジャンの滑らかさと同じように、あるいはその滑らかさを確認するかのようにしてその男が、僕の身体をすーっと触りやがった事だ。そしてにこりと微笑みやがった。まあ後ろを通してくれてありがとうの微笑みだろうと思い、僕もにっこり笑ってしまった。でも無茶苦茶寒気がした。そして、なんだったんだ今のはと考えながら、何となく別の本棚に移動してまた読んでいると、あろう事かすぐ隣で、同じ男にガン見されている。そしてまた僕の後ろをワザとらしく通り、同じ事をリピートしやがった。これはまずいと思い、一時的に危機管理事務局が設置された。

でそそくさと店を出た、、、で待ち合わせの場所に向かいながら、、まさかな、、と後ろをみると、、、え、あり得ないな、、ついてきているではないか。くそ、、、イーゲー(ゲイ)が、追跡してやがる。自動追尾か(自動でも手動でもどちらでもいいが)。しばらく歩いて再び、黙視しても、、、、またいた。ふっ、そうか、、、そういう気ならこれはどうかな、金曜日の夜、ケンブリッジサーカスのここの交差点は行き交う車と人間ごった返している。ふ、みせてやろう、この全信号無視。赤信号と車、人間を軽やかによけ、、、そしてまいてやった。へ、ざまあみろだぜ。

そんなスリリングな事をやって、Aさんと再会。しばらく経過してPも加わり楽しく過ごせた。3人とも同じ研究室であり、同じ建築なので色んな話ができた。


AllSaintsのタイトな革ジャンに、ミリタリーブーツを履いて、アーティストの本なんかをアジア人が立ち読みしていたら危険信号だ。ロンドンではイーゲー、夜道にはご注意を。ロンドンの夜は怖いのだ。

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