１５時４５分にストロンボリ島に向かって出航する高速フェリーにはギリギリ間に合った。滑り込みセーフ。よかったねと皆で胸をなでおろす。席にすわって落ち着く。しばらくしてストロンボリ島に到着する。２０１３年５月以来、約６年ぶりにやってきた。
島は観光客で賑わっている。僕たちは港から少し離れたところの海岸で泳ぐ。こちらも海水は透明で色々な魚が泳いでいる。１時間ほど泳いだ。泳いだ後は休憩。VRの実家の家庭菜園でできたイチジクを食べる。皮ごと全部食べれてうまい。甘くて身にしみる。桃も美味しい。その後地元のタクシ（ピアジオ・アペ）に乗って景色の良い展望台へ。風が気持ち良い。展望台で景色をバックに写真撮影。レストランでILSとNRが食べたいと行っているアランチーノ（イタリア風おにぎりとでもいうべきか）をもぐもぐと食べる。食後港へと降りる。
泳ぐKUBO-C。
緑色のイチジク。柔らかくて甘くてうまい。VRん家の家庭菜園より。
今度は時間的余裕を持って１９時過ぎのフェリーに乗船。出航後、島の周りをぐるりと周り、ストロンボリ火山を鑑賞。今年７月に大きな噴火を観測したようだが、今日は２０１３年５月と比べると静かな感じ。以前は噴火の音とマグマの噴出量が多かった気がする。でも活動的で周期的に噴火し、黒い煙がモクモクと出てくる。フェリーは停泊し定期的に１８０度回転し、どの席に座っている客にも平等に火山が見られるように配慮している。火山を見ながら、反対方向では美しいサンセットが見られる。いい景色だった。日の入りを過ぎて辺りが暗くなってからはマグマがより鮮明に移り美しい。完全に暗くなるとフェリーはスピードを上げシチリア本島の港へと向かう。２２時過ぎに港に到着。車に乗って高速の入り口まで送ってくれる。そこから車でVRの実家に帰宅。
帰宅後、VRの家族と夕飯をいただく。カジキマグロのスパゲティ。それとナスにひき肉を詰めて焼いたもの。両方うま過ぎた。VRのお父さんのNRの料理はどこのレストランよりもうまい。MANGIARE, MANGIARE / 食べろ食べろというシチリア風の接待を受け１２０％満腹になる。でも食べられた。デザートはここら辺で一番美味しいというアイスクリームケーキ、美味しかった。これは別腹で入った。これだけ食べても胃もたれしないし、翌朝腹が減る。自家製で添加物がなく、身体に合っている気がする。食後、プールで泳いで寝たらいいと言われるも、今日はもう動けないという。シャワーを浴び就寝。
VR家族と食事。
