イタリアより帰国。

5月27日、月曜日。

午後16時頃、フラット近くにてタクシーを降り帰宅。予想外にいい天気である。本日英国はバンク・ホリデー休み、飛行機から公園にいて寛ぐ人達が沢山見えた。重い荷物をドサッと置いて倒れこむ。寝てしまわないよう、鞭打ってシャワーを浴び、旅の疲れをとり、目を覚ます。荷物整理と掃除、洗濯。そして写真の整理を楽しみに最後にとっておく。

さて金曜日の夜から先ほど月曜日の昼までイタリアはシシリア島をバンク・ホリデーを活用しエンジョイして来ました。今回のシチリア島は2回めの訪問。1回めは事務所の遠足でありました。ということで今回の訪問は観光が目的ではなく、KUBO-Cに3ヶ月ぶりに会う事が第1の目的だったので特に自分で旅行日程をたてたりなどはしませんでした。KUBO-C任せで行ってから考えようというようなスタイルでありました。しかしKUBO-Cのストロンボリ火山に行ってみようという提案は的中でありました。天気良し、火山の怒り具合良し、満月良し全て揃って神秘的な景色が見られました。いつもの旅行通り、空白となった数日を振り返るように更新し、旅行の記録としたいと思います。写真の撮影枚数は620枚、その中から随時幾つかを選んでブログにアップロードしていきたいと思います。ここではダイジェストを。


サントリーニ島の白い住居群を思い起こさせる。遠くに見えるのはストロンボリッキオ島、マグマが硬化してできた岩頸(ガンケイ)。


ストロンボリ火山。溶岩が吹き上げる噴火が特徴的で現役の活火山。東からの表情は多様な植物が育って穏やかである。


穏やかな火山の裏側はマグマ噴き出る荒々しい火山である。左には満月を右手には真っ赤なマグマを観ながら焼きたてのピザ、イカスミパスタ、ストロンボリパスタを食べた。火山の音以外物音1つない静寂に包まれながらの食事は実に特別であった。三脚なしで写真を撮るのが難しかったが、何とか固定して長時間露光で撮影した。驚くほどの物凄い爆発音が聞こえるのだけれども、残念ながら写真である。しかしKUBO-Cが動画撮影に成功しているのでいつかここにもアップしたい。


KUBO-Cが生活したMILLAZOの街。ミラッツォ城の眼下には街が広がっている。風と共にやって来る潮の香りがいい。荒々しい波の音も聞こえてくる。