ウィーン2日目

午前7時過ぎに起床、7時半過ぎにホテルのグランドフロアで朝食を食べる。食後身支度を整えてホテルをチェックアウト。電車を乗り継いでウィーンの中心街へ。STEPHANSPLATZで下車、シュテファン大聖堂がある広場に面した奇妙な造形の建築物の中にあるホテルにチェックイン。ハンスホライン設計のポストモダンニズム期を代表する建築の1つである。6階のホテルエントランスに行き早めのチェックイン。まだ早い時間帯だったので荷物だけ預け観光開始。

電車を乗り継いでHUNDERTWASSERHAUSへ。フンベルトヴァッサー設計の現役の集合住宅である。グランドフロアでは土日限定のマーケットが開かれている。おばさんがドイツはTIRSHENREUTHの状態のいいフリティーセットを破格の値段で売っていたので、話をして即決。梱包してあげるからその間に観光しておいでと親切にしてくれた。ご好意に甘えてフンベルトヴァッサー見学。内観は難しいが、外観や建物の前の小さなランドスケープ、お土産やさんなどを楽しむ。梱包されたティーセットを回収した後2階部分のカフェにてコーヒーを飲んで休む。

休憩後次の目的地へ。歩いて10分ほどでKUNST HAUS WIEN MUSEUM HUNDERTWASSERへ。文字通りフンベルトヴァッサーに焦点を当てた美術館である。本人の絵画や建築をはじめとした作品を鑑賞できる。以前ウィーンを訪れた時はここを訪れなかったのでいい経験になった。日本にも深いゆかりがあり、いろんな影響を受けたようだ。昼食をグラウンドフロアのカフェレストランで食べる。KUBO-Cと美味しいシュニッツェルを食べた。KNMさんはスイートポテトのカレー。こちらも少しいただいたが美味しかった。

食後歩いて駅まで戻りKARLTPLATZ行きのバスに乗車。終点のバス停で下車し、SECESSION館へ。地下に常設されたグスタフ・クリムトの「ベートーヴェン・フリーズ」を鑑賞。SECESSIONを出た後は一度ホテルへと戻る。STEPHANSPLATZから歩いて1分なので便利である。憧れのHANS HOLLAIN設計のホテルルームである。豪華な部屋で驚いた。しばらく部屋で休息した後、広場のクリスマスマーケットでGOULASH SOUPとMULLED WINEの夕食。寒かったけれども身体が温まった。

夕食後、電車でウィーン楽友協会にいきコンサート。ウィーンフィルハーモニー管弦楽団の本拠地であり、黄金のホールで有名である。モーツァルトの「交響曲第25番」、休憩を挟んで「交響曲第41番ージュピター」。いい演奏だった。ソプラノ歌手のチェンレイスの歌声も素晴らしかった。皆満足。電車でホテルに戻り、ホテルのバーで歓談し夜半に就寝。


フンデルトヴァッサー設計の集合住宅。


シュテファン大聖堂の夜景。


黄金のホール。