デンマーク・コペンハーゲン02

午前7時過ぎ目が覚める。そうだここはコペンハーゲンのホテルだった、という感覚。7時半過ぎにビュッフェ形式の朝食を食べる。食後部屋に戻り身支度を整える。キーカードをチェックアウトボックスに入れ、そして重い荷物をロッカーにしまいこみ、旅行開始。歩いてNøRREPORT駅まで。15分ほどで到着。電車に乗ってRUNGSTED KYST駅まで。そこからバスに乗ってLOUISIANA美術館近くの駅まで。そこから徒歩20分ほどでLUIGIANA美術館へ。11時開館のところを10時に到着した。まだ誰も来ていない。少し散歩しよう海岸沿いへ出る。綺麗な海。遠くにはスウェーデンが見える。海で女の子が朝の遊泳に来ており挨拶。10時半過ぎに美術館の入り口に戻り一番乗り。11時近くなると列も長くなる。

11時開館、事前に何も調べずにやって来たので一体どういう美術館か入れ知恵なしで散策体験。海に近い起伏の大きい傾斜したランドスケープとアート作品をうまく使い色々な景色を作り出している。ジャコメッティーの彫刻群と展示空間が印象的だった。その他様々なアートが収蔵されているが、アート作品よりも空間体験の方が印象に残った。昼過ぎに海の見える美術館のカフェで食事。昨日お会いしたNKMRさん家族、KWSM夫妻も来ていて、KKWSM夫妻と一緒に食事をした。食後、僕は少し休憩し、LUIGIANA美術館をさる。

同じルートで戻るも、帰りはKLAMPENBORG駅にて下車、そこから歩いてFINN JUHL’S HOUSEへ。思った以上に距離があり30分ほど歩いた。いい天気で気持ち良かった。16時前にFINN JUHL’Sの家に到着。小さな家の中にFINN JUHLのデザインした家具が並ぶ。建築と家具の身体に合ったスケール感が心地よかった。テキスタイルや置いてある彫刻や、食器など品が良く、日常的な感じも良かった。隣接する美術館ORDRUPGAARDへ。ZAHA HADID設計。FINN JUHL邸を体験した後にこの建築は少しヘビーである。静かなデザインのFINN JUHLに対して、ZAHA建築はスケール感覚が身体から離れ、大きくダイナミックな空間の流れによって空間が構成されている。隣接する古い建築に展示空間が移ると少し落ち着けた。大雨が降る。雨宿りをした後バスに乗ってKLAMPENBORGの駅へ。

そこから電車に乗って市内へと戻る。ホテルによってロッカーから荷物を回収し、ロビーで荷物整理。コンパクトにまとめホテルを出る。電車とバスを乗り継いでKMY君と待ち合わせをしているBIGの設計事務所まで。17時半到着、中に入れてもらう。すでにNKMRさん家族、KWSM夫妻、DNNO家族到着している。KMYK君が1年間働いた事務所である。事務所内と様々なプロジェクトを事細かく説明してくれた。すごい設計事務所である。18半過ぎに事務所訪問終了。最寄駅で電車に乗り途中駅でみんなと別れる。みんなに見送られる。

19時過ぎにコペンハーゲン空港に到着、21時のフライトである。セキュリティーを早々と抜け、イタリアンレストランでスパゲティの食事。まずかった。20時過ぎにゲートへ向かい、パスポートコントロールを済まし搭乗。21時過ぎに離陸、2時間のフライトで22時ロンドンに到着。時差は1時間、入国審査誰も並んでなくて30秒で抜け出た。預け荷物もないのでそのまま駅のホームまで突っ走り、GATWICK EXPRESSに飛び乗る。30分でVICTORIA駅に到着、地下鉄を乗り継ぎ最寄駅、歩いてフラットに帰宅する。KUBO-Cすでに眠っている。簡単に寝る準備をして早々と眠りにつく。長い1日だったなと頭のなかで回想しながら眠る。ルイジアナ美術館からみた海が綺麗だった。


海。向こうに見えるのはスウェーデン


海、その2。向こうに見えるのはスウェーデン


LUIGIANA MUSEUMとジャコメッティ


LUIGIANA MUSEUMとジャコメッティ


LUIGIANA MUSEUMの庭。


LUIGIANA MUSEUMのカフェテラス。


LUIGIANA MUSEUMのランドスケープ


FINN JUHL邸、寝室の家具。


FINN JUHL邸。


あっという間の週末。ロンドン行きのフライト搭乗待ち。