EASTER HOLIDAY DAY 3: 今日もギャラリー

午前10時頃に起床、金曜日の鍋の会でもらった抹茶シフォンケーキを朝食とする。あとはコーヒーを飲みながら部屋で過ごす。部屋の衣装ダンスの扉のBLUM HINGEが同時に3つとも破損して扉が落下していたので、ヒンジの型番などわかるか調べてみたが相当古そうでもやはネットですら情報掲載がなかった。ふむふむ、どうするかと考え中。

昼過ぎにKUBO-CとFACETIMEで連絡。その後外出。天気はうまい具合に晴れてくれた。晴れでもまだ寒いのでダウンジャケットは脱げない。バスに乗ってセンターに行こうとするもバスが来ないので諦めてチューブで南下。CHARING CROSS駅から徒歩でSOMERSET HOUSE方面へ。

THE COURTAULD GALLERYの企画展、GOYA - THE WITCHES AND OLD WOMEN ALBUM。スペインの偉大な画家ゴヤが描いた「魔女と老女のアルバム」に焦点を当てた展示。宮廷画家として知られるゴヤがプライベートの楽しみとして描いていた小さなドローイング集の展示。この企画展で今まで散らばっていたドローイングが一堂に会したとのこと。「アルバム」というとおり元々は1冊の本としてまとめられていたのだが、ゴヤの死後、ページが切り抜かれ四方八方に散らばったようだ。切り抜かれた本も展示されてあった。副題通りWITCH = 魔女や、OLD WOMEN = 老婆が描かれているのだが、飛び跳ねたり、踊ったりととても動的でまるでアニメの素描を見ているようだった。黒いインク、筆のようなタッチで描かれているので鳥獣戯画を観ているような感じでもあった。愉快でありながら、辛辣で風刺的でもあり、酷くておぞましく、悲しげ。ゴヤの観察力と描写力、そして想像力によって、恐れ、弱さ、欲望などの人間性が1枚1枚にしっかりと描かれていた。ほとんどの絵が小さいので、観終わると目が疲れた。


He can no longer at the age of 98という題名。これがなんだか印象的だった。
From: http://gowribalasegaram.com/goya-the-witches-and-old-women-album-courtauld-gallery/ より

ギャラリーを出たあとは散歩、風景を観ながら散策。計測したら約3キロの歩行だった。遅めのランチをICCOで食べる。安いピザである。若い学生らしき人達に囲まれて1人食事をする。食後チューブで帰宅。洗濯物をして部屋で動画を観ながら夜を過ごす。スケッチ、読書、KUBO-Cと連絡を取りブログを更新して寝る予定。


SOMERSET HOUSE


THE COUTRAULD GALLERYのSTAIRCASE


GOYA展のパンフ