バラ・マーケットいったり、映画を観たり。

午前8過ぎに目が覚め、グタグタと二度寝をする。10時前に起きだして朝食を食べて掃除・洗濯。家事をしながら今日の予定を考える。得に何も考えてなかったし、考えても思いつかなかった。まあでも昼ごはんでも食べようと思い、BOROUGH MARKET / バラ・マーケットに行くことに決定。チューブを乗り継いでLONDON BRIDGEの駅に到着。マーケットは今日も人で賑わっている。何を食べようかと迷いながら結局美味さが確定しているダックサンドイッチの保守的チョイスで。KUBO-Cと電話しながらダックサンドに並ぶ。£5でサンドイッチを手にする。アーケードで立ちながらモグモグと食事。マスタードとピクルスがダックを一層美味しくしている。ポルトガルのデザートPASTEL DE NATAも1つ£1.5で買って食べる。食後は軽く運動。軽くと思ったのだが結局2時間も歩いてしっかり脚が棒になってしまった。LONDON BRIDGEから歩き始めGREEN PARK STATIONまで歩いた。ざっと5KMくらいなのだが、いつも走っている距離と同じくらいだった。


バラ・マーケット。


テムズ沿いを散歩。古本屋で立ち読み。

18時前にODEONの映画館へ。EDGE OF TOMORROW。日本のライトノベル桜坂洋著「ALL YOU NEED IS KILL」が脚本のベースとなったトム・クルーズ主演のSF映画である。MIMICSと呼ばれる謎のエイリアンによって地球は侵略され壊滅状態に陥っている設定で、トム・クルーズ演じるWILLIAM CAGE少佐は最前線で戦うものの、呆気無く戦死。しかし死んだ直後、入隊して戦地に赴く直前の時間に戻っていた。時間は戻ったものの、死ぬ直前までの本人の記憶は継続して残っているという不可思議な現象が起き、そのことに気がついたWILLIAM CAGEは何度も戦地に赴き、死に、生き返り、死に、生き返りを繰り返しながら英雄視されている女性戦士のRITA VRATASKIと共に強くなり、エイリアンを倒す戦略を築き上げていくというストーリー。

インセプションに似て時間の進み方がキーであった。インセプションにおける時間は上層と下層のレイヤーによって時間の進み具合が変化し、登場人物はそのレイヤ間を往来しストーリーが展開した。一方でEDGE OF TOMORROWにおける時間はループ状になっている。主人公は自分の生死がループしていることを発見し、経験を積みながらストーリーを前に進めていく。ファミコンマリオブラザーズで初めてプレーしたら1面でやられてしまったが、何度も繰り返していく内に、障壁の乗り越え方、敵の出現パターンなどを学習してくのに似ている。ファミコンの場合、プレーヤー(ファミコンのコントローラーを握る者)がマリオを操作しクッパ率いる敵軍からピーチ姫を助けるという構図になるが、EDGE OF TOMORROWではプレーヤー自身がマリオ=WILLIAM CAGEであり、自らの意志で死を選び、ストーリーをリセットしたりして面白い。2時間近くのフィルムあっという間だった。


From http://scriptshadow.net/screenplay-review-all-you-need-is-kill-edge-of-tomorrow/ より

映画の後は歩いて帰宅、20時半、空は快晴でまだ明るい。夕食の支度。バラ・マーケットでかったアスパラをたくさん使ってパスタを作る。冷蔵庫の残りものなど放り込んだ結果、アスパラと鰯、キャベツ、白玉ねぎのスパゲッティになる。複雑な味になって美味しかった。夜は23時よりWORLD CUP、ENGLAND VS ITALY。


夕飯。