午前８時過ぎ起床、朝食を摂って出勤。本日は曇りで少し寒い。
火曜日、まだ時間があるように思えるが気を抜かず集中する。途中、エレベーションの修正と模型製作の見積のためのエレベーション図面の書き出しなどで時間をとられるが何とかスピードにのる。ランチはM&Sでラップと洋なし。事務所に戻る時に、突然の雨に降られて濡れてしまう。午後もP1 ISSUEの為に集中する。１７時過ぎにとりあえず揃ったA３のシートを印刷する。２２０枚。明日８０枚制作する事になっているので、これで合計３００枚。２人でこの短い期間でこれだけやったのでまあまあ満足。印刷したものに赤を入れたりなどして、引き続き没頭し２０時まで。
夕飯はおかずだけ買って行こうと思い、中華のテイクアウトへ。EVENING STANDARDの新聞を読みながら待つ。CHARLES SAATCHIによる記事と奇妙な写真があったのでレファレンスしたい。子供がケージに入れられ、その網カゴが何やらキャンティレバーしている様子撮影したものである。背景から推測するにかなり高層の建物から飛び出している様子だ。最初この写真を見た時、いつだったかマイケル・ジャクソンが自分の子供をベランダから見せびらかして避難を浴びたのを思い出し、新手の子供の虐待かと思ったがそうではなかった。１９３０年代のイースト・ロンドン、高層ビルブロックに住む人達の悩みは自分たちの赤ん坊が新鮮な空気の中で太陽の陽を浴びる場所がないことだったそうだ。EAST POPLAR BOROUGHのカウンシルの提案はケージをテナントの住む窓から突き出すというもの。驚くことにTHE PORTABLE BABY CAGEは１９２３年、アメリカのWASHINGTONのEMMA READによって特許された製品なのだ。混みいった都市での換気対策のために考えられたアイデアである。
今日も半日MANSARD ROOFの換気ディテールを考えていたのだが、これと比べると何とも保守的なアイデアで面白くないなと感じ入るが、これを見せたら反対されるのは必至である。
読んでいたのはEVENING STANDARDの記事だったけれども、DAILYMAILにも同じ写真が乗っていたので。
http://www.dailymail.co.uk/news/article-2178140/Baby-taking-room-Try-solution-1930s--window-CAGE-hanging-air-infant-crawl-in.html
http://www.historybyzim.com/2013/10/bad-inventions-baby-cage-1922/より
GOOGLEで調べたら何と特許検索、というオプションを発見した。EMMA READによるケージの特許はこちらから。
http://www.google.com/patents/US1448235
夕飯の後は、動画をみたり、ウェブサイトで記事を読んだり、ブログを更新したり。
