晴れ後雨の日曜日

午前8時前に目が覚め、日曜日であることを確認し再び眠る。10時頃に起床し掃除・洗濯を念入りにする。本や筆記用具の整理もした。外出してカムデン・マーケットへ。靴屋のAUTHORを覗いたり、OPTICIANで眼科検査の結果を送ってほしいとか、眼鏡のフレームに関しての質問など。欲しい情報が得られた後MORRISONSにいって食材の購入。一旦フラットにもどって荷物を置き、再び外出。センターで少々買い物。帰宅。炊飯器を仕掛けておいてシャワーに入る。夕飯はナスの田楽がメイン。八丁味噌が美味しかった。サラダはコーニッシュ・ブリ、アボカドのサラダ、恒例のマンゴードレッシングも。美味かった。

そういえば今週、AJ=”ARCHITECTURAL JOURNAL”の定期冊子に特集されていた建築がいかにも英国らしいなと感じだのでここでフィーチャーしてみたい。”EXTREME”、南極大陸の”究極”の環境下に置かれた建築である。建築家はHUGH BROUGHTON ARCHITECTS、BROUGHTONの言葉で言うとこの建築は”インフラ・フリー”。エネルギー、排水・廃棄物処理など全てが建築内で行われ、食料でさえ夏の時季にまとまって供給されれば1年間問題無いようだ。最低気温−50度、最高気温5度。1年の内3ヶ月間はずっと暗闇の中。BRUNT ICE SHELFというゆっくりとしたスピードで移動する氷の板の上に位置しているのだそうだ。南極だからMAGNETICAL PARTICLES / 磁性粒子(と訳していいのかは分からないが、)の調査をする場所としては最適であるというのは理解に難しくない。
スペースシップの様なユニットが連結することで全体が構成されている。BRITISH ANTARCTIC SURVEYという文字と共にユニオン・ジャックがしっかりと見える。アーキグラムのウォーキングシティー、リビングポッドそのものが実現されている。

HUGH BROUGHTON ARCHITECTSのウェブページを閲覧してみると英国だけでなく、スペイン、インド、そして韓国の南極調査のための建築もやっているし、南極だけでなくGREENLANDの観測所の提案もみられる。EXTREME環境下における建築はHUGH BROUGHTON ARCHITECTが独占的に信頼されているようだ。


Image from http://www.architectsjournal.co.uk/より


Image from http://www.hbarchitects.co.uk/より