キッチンの見積もりがあがる

1月26日、木曜日。
今週は時間が過ぎるのが早く感じる。集中して色んな事に取り組んだからだろう。その分朝起きた時起き上がるのが大変だ、ただ眠い。もっと睡眠をとろう、寝る時間を少し早くすればいいだけなのだけれどもなかなかそうもできない。

今日僕が1ヶ月かけて設計したキッチンの見積もりが上がってきた。PLAIN ENGLISH KITCHENという超高級ビスポーク(注文式)キッチンデザイナーに見積もりをだした。事務所でいつも使うところだ。普通ならキッチンのラフなスケッチを渡して図面とその見積もりが上がってくるのを待つものだけれども、今回は僕がヒンジ、ハンドルを選び、コーニスからスカーティングに至る迄全てを設計した。図面の縮尺は1:1、1:20で渡した。

そして本日戻ってきた見積もり。
£115,000。。。おいくらか解るだろうか。1400万円だ。吹き出る程に高級だった。しかもDISHWASHERやFRIDGE FREEZER、照明などを抜いてこれだ。頑張れば家が一件建つ価格だ。高級なキッチンの作り方は解ったが、これを自分の標準にしてしまってはいずれ大変な事になる。もっと安価でシンプルなキッチンも自分の守備範囲にいれなければならない。見積もりをプロジェクト・マネジャーに見せるも特に驚かなかった。あれだけのディテールと細かなデザインを注ぎ込んだのだからそれは不可避なのである。クライアントは次元の異なるお金持ちだから、それもまあ問題ないのだけれどこれから安くする為にデザインを修正して行く予定。

キッチンのデザインはお見せできないが、PLAIN ENGLISH KITCHENがどんなキッチンをつくるかはお見せできる。すなわち僕らのデザインもこれにとても近いものになる。


From: http://www.plainenglishdesign.co.uk/ より


From: http://www.plainenglishdesign.co.uk/ より