LATE @ TATE once a month

11月4日、金曜日。

早朝から事務所のアソシエイツからテキストが送られてくる。ちょっと手を借りたいので早めに出勤してほしいとの事。勿論了解する。ということで9時前に出社し集中して一気に仕事をこなす。12時の締め切りまで、時間が許す限り修正を繰り返し最も良いものを提出した。それ以降はいつも通りの金曜日で身体は半分週末に身を浸している。15時くらいには近くのワイン屋さんがワインの無料試飲の営業にやってきて、所員が酔い始め、17時頃にはどっぷり週末である。

18時過ぎ事務所をでて、チューブにのってセンターへ。本日は月初めの第1金曜日。そう、TATE系が夜遅く迄やってワイワイ賑やかなイベントを催す日だ。T君、EMIさん、そしてTKYM氏、MEIMEIの計5人が集まった。まずメインギャラリーでのイベントや音楽などによって、一般無料の展示などを観覧する。相変わらず、WATERHOUSEやらの誰でも知ってる絵画の前で、床に座って酒を飲んだり、ガンガンにクラブの轟音が鳴り響き、奇抜なライト演出がされて、バプの雰囲気同然であった。これがTATEのすごいところだ。その後、企画展のJOHN MARTIN、"APOCALYPSE"に入る。これは機会を改めて書いてみたい。今迄知らなかったペインターで18、9世紀に生きた。「APOCALYPSE」という展示名が伝える通り、世界の終わりを表現した絵画が多かった。それらは多くの現代フィルムに影響を与えているようだ。


スクリーンの裏に隠れている絵画は、J.W.WATERHOUSEのTHE LADY OF SHALOTT / シャロットの女である

アートで頭が満腹になった5人はそれでも腹の方が全く満たされていない為に、TKYM氏のフラットを外から見学した後に、ここのフィッシュ&チップスはうまいよと彼が推薦するSEA FRESHというレストランへと向かった。レストランは人で賑わっており、店内に入ると同時に魚介類の揚げ物系のが香りが漂う。ランチセットならぬイーブニングセットを頼んで、大きなHADDOC=タラやらCOD=タラ、、、(いずれもタラ系なのだ)がチップスとグリーンピースと共に出された。
タラフク食べた。もう終わりかと思いきやアイスクリームとコーヒー・紅茶までついてくる。かなり満足して、本日はここでお開き、VICTORIAからチューブ。途中迄EMIさんと一緒で、その後乗り換える。週末は何をするかなとか考えながら酔った客が大勢乗ったTUBEに揺られる。24時過ぎ着。


これはMEIMEI氏のHADDOCK、僕のは絵的には小さいCODだったので差し替え。。。
肉質はほとんど同じであるけれども、違う。確かに違う。2人でこれはどうこれはどうのと分析しながら食す。
味はなかなかよかった。不味い物は不味いんだが、これはまあ良い方。もっとカラッと揚げて、チップスとグリンピースに気合いを入れたらいいだろう。僕の中ではTHE SALTHOUSEのフィッシュアンドチップスの方が勝っているな。