LIP SERVICE 終わり、P.S.も終わる

朝、ベッドで横になりながら考え事。するとランドロードのAZMから電話。「キッチンどうなった」。まだ手を付けてなかったので、じゃあもらった図面もって薬局行くよといったら、そりゃいいね、じゃあ忙しくない14時くらいにきて、という事になった。ふう、、こりゃ本格的に設計してあげなくちゃ駄目になったな。本気だ。まあ嬉しいけれども。
まだ朝早かったのでBBC3のLIP SERVICEの最終話EPISODE6を見る。ドラマに見入ったのなんて何年ぶりだろうか。このドラマは楽しめた。内容は述べないけれど一言で簡略化すると、下記のイメージに物悲しそうに佇むレズビアン達の話だ。物語の場所設定はグラスゴー。最後のシーン、主役のFRANKIE(女性)が生みの母親をたずね、お互いを見つめ会い、数十年のギャップが埋まり始めたその瞬間に終わった。ナレーターがシーズン1と最後に言ったので、これはシーズン2に続く。疲れ果てたFRANKIEの顔が痛々しく、悲哀だった。最後、エンドロールが流れ始める直前に流れたBETH ORTONのTHINKING ABOUT TOMORROWの歌詞がシーンと見事にシンクロしてよかった。

「SO LONG. BYE MY FRIEND SO LONG. 」「じゃあね、僕の友。さようなら」と訳すかな僕だったら。不思議な事にBYE MYの箇所がBBCのサブタイトルではNIGHT-NIGHTになっていた。

14時薬局。AZMとキッチンのデザインについて議論。明日現場にいって実測させてもらう事になった。キッチン以外にもプリムローズヒルのど真ん中にある彼のショップフロントに関してのアドバイスもする。これはどんどん彼から仕事が来る、そんな気がして成らない。程々にしてほしい。身体は1つしかないので。

LIP SERVICEのEP6を見終わった後の宙づり感(良き意味で。シーズン2が待ち遠しい)を更に逆なでするかの様に、少しショッキングな事が襲いかかる。PAUL SMITHの規格サイズの内では S が最も小さい。でもその S でも僕には大きかった。つまりP.S.は僕が無理して身体をどでかくする以外に着用できないという事だった。ショップ店員のオジさまとこれは仕方が無い、残念だと立ち話。別の店の店員はXSを最近はじめたときいたけれども、そのコートには無かったのだ。フラットメイトのTさんにこの事を話すと、そんなのはショックの内には入らない、私の方が、、、、と愚痴を聞いてあげる。たしかに僕の案件よりもTさんの方が圧倒的に重要で、重い。僕のはまだ幸せなショッキングの内に分類される。それもかなり幸せ度の高い方に。

WEST END / 西の果て