美濃市を後にして、次なる目的地は郡上八幡。言わずと知れた水が豊かな町。町の随所に水舟や共同用水が流れていた。夏だから吉田川では多くの人達が水遊びをしていた。そんな町並みで特に興味がわいたのは共同の水源。共同の台所だ。階段状に水が流れ、貯まる仕組みになっていて、一番上の綺麗な湧き水がは飲料水、その下は野菜を洗う場所、そして桶などをつけておくさらし場という風に区切られている。まだこういう昔からの生活の名残が留まっているんだなと思う一方で、現実的な視点で見ると、こういう場所は観光目的用にアレンジされており、哀しい事に実際に地元の人達が使う事はあまりないのではないだろうか。
それでも透き通る水がコンコンと湧き出て、観光客がマナーを守りつつ観光しているという事が幸いだ。日本人の観光客はマナーがいい。（自分も最低限のマナーは守っているつもり。。。）そんな綺麗な川辺でカンカン照りの中人々は水遊びに没頭する。水の事故だけは気をつけた方がいいけれども、ここの子供達は大分水には慣れているのだろう。それにしても暑い。郡上八幡城と入道雲が何とも夏らしい。
郡上八幡を後にして、田舎の道を車で走る。田んぼの緑が本当に綺麗だ。
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