SERPENTINE PAVILION - ANTHONY GORMLEY

午前9時過ぎ頃KUBO-Cの電話で目が覚め、寝ぼけて対応して再び眠る。そして起きる。バナナとヤクルトの朝食、午前中は部屋でコソコソと過ごす。午後から外出、SERPENTINE PAVILIONへ。昨年はSOU FUJIMOTO、今年はSMILJAN RADIC、1965年生まれのチリの建築家。石山研のアベル(こちらもチリ出身の建築家)の知り合いかもしれない。巨大な岩石の上にドーナツのような有機的造形が乗っかっていて、ブリッジからアプローチする。ドーナツというかベーグル、メディアはBAGLE、と例えたそうな。1959年のFREDERICK KIESLER / フレデリック・キースラーのENDLESS HOUSE /エンドレス・ハウスの複数のボリュームをスムーズな一体空間にしたような印象。毎年のように仮設的で粗雑なんだが、夏が終わるとSERPENTINE PAVILIONは解体されてどこかへいってしまうので、そのラフなクオリティーが粗雑すぎず上手にDIY的に仕上げられているなあと細部を観ながら思う。石に座ったり、フラフラと歩いたりして体験する。子供はいつもながらはしゃぎまわっている。

[:W640]


From http://www.archdaily.com/126651/ad-classics-endless-house-friedrick-kiesler/endless4/ より
FRIEDRICK KIESLER - ENDLESS HOUSE

ランチは近くのパブMITREへ。1人でARY氏を待つ。13時20分頃ARY氏到着。アサリの酒蒸しパスタなるおしゃれなものを先に自宅で食べたようなので、僕1人サンデーローストをいただく。PORK BELLYのロースト。人参や野菜などがARY氏に奪われる。美味しかった。食後、SELFRIDGE方面に歩いてCONNAUGHT STREETのカフェ、COCOMAYAへ。めずらしくドーナツみたいなのがあったので食べる。パヴィリオンみたいなので。ARY氏は別のもの。2人でコーヒーを飲みながら特に何もせず。

そのまま歩いてOXFORD CIRCUS方面へ。探しもの(建築・彫刻)をして散策を続けるもなかなか発見されず二人共驚く、どうして見つからないんだろうと。発見者のTKYM氏に電話するもどうやらいじわるして教えてくれないので我々は彼のヒントを元にひたすら歩く。そしたら角を曲がったら突然現れたのでARY氏はデカイ声をあげた。こんな所にいたのかと溜息が出る。ANTHONY GORMLEYにより三角座りしたホテルの部屋、THE ROOM。近くのカフェのカウンターに座って鑑賞。THE BEAUMONT HOTELという現在建設中のホテルの1室のようで、一泊£2500 / 43万円といわれている。で、THE ROOM という名称の部屋なのだとか。部屋には窓はあるがDARKEND / 黒く塗りつぶせれているようで、景色は見れない。本人曰く「A CAVE, A TOMB, A WOMB OR A PADDED CELL / 洞穴、墓、胎内、あるい精神病院の患者室」。ジャーナリストが取材をした際に部屋のライトを消したところ、閉所恐怖症で部屋にいることができなかったのだとか。

Antony Gormley's £2,500 Room without a view – review
http://www.theguardian.com/artanddesign/2014/jun/10/antony-gormley-room-sculpture-beaumont-hotel

18時過ぎ、CARNABY周辺を散策し、パブでオランダVSメキシコ戦を鑑賞。0−0で引き分け中だった。18時45分、近くの建物NO.6でARY婦人と待ち合わせ、HDKさんも到着。これからお茶会なのだそうだ。僕は途中でその話を聴いたので今回はご遠慮さえてもらった。ご挨拶をさせてもらった後バスに乗って帰宅。サンデーローストが重いので、夕飯は海苔茶漬けにわさびをいれてかきこんで終了。


三角ずわりしている彫刻が、彫刻の中が、THE ROOM。