事務所、KINETICA、ラーメン、で盗られる。。

3月2日、土曜日。

午前8時半起床。さっとシャワーを浴びてKINETICAの会場へ。10時前到着。KOMI夫妻、HOTTA氏、ITO君、MAYUちゃんに合流。ほとんど何も手伝いできずに、会場を後にする。11時事務所。今週は週末出勤、11時から16時までがっちりランチ抜きで頑張る。16時半、BAKER STREETへ。20時までの会場ブースでの説明にまわる。老若男女色んな人達に対しする説明がある。大変に難しい。この展示会は「建築」がメインではなくアートという括りでキュレーションされた展示会だから観覧者のタイプも様々。サイバーパンクな人もいれば、SOHOからの筋金入りのゲイもきたし、モヒカンの女の子で、こういうインタラクティブに詳しい人がきてこの屋根には将来性があると評価をくれる人もいる。子供連れもいれば老夫婦きてくれた。全身真っ赤な服の、白ひげをはやしたサンタクロースのおじさんも、和紙パーティションから覗きこんで興味深そうに屋根を眺めてくれた。ワザワザ北欧からありがとうございました、と声をかけたったが実はこの方、ROGERS STIRK HARBOUR + PARTNERS / リチャード・ロジャーズ事務所の、恐らくNo.2のMIKE DAVIESさんだった。ポンピードゥーやロイズ・ビルに関わられた建築家だ。ITO君がSHARIのブース説明の対応をしたそうだが、どうやらお褒めいただいたようだった。本物のお墨付きだ。フラットメイトのKANAちゃんと元フラットメイトのMRKさんも観に来てくれた。マカロンの差し入れまで用意してくれた。DANIELがSHARIの展示説明をしてくれた。

[:W640]

20時過ぎに会場を後にし昇竜ラーメンにてラーメンを食べる。TKYM氏、HRKくん、そして僕の3名。4人席のカウンターに座り、1席分が僕の左側に空いていた。隣にはすぐさま1人の男性客が座った。メニューが決まったので注文をしてしばらくすると、店員さんが財布落とされてますよと僕に声をかけてくれた。正直焦った。。。何故か財布が床に落ちている。落ちるはずがないのに。椅子にかけておいたダウンジャケットの内ポケットに入れていたのに。財布を拾い真っ先にカードを確認。ちゃんとあった。しかし、現金£10(貧乏)が消えていた。隣の男性はいつの間にか消えていた。店員も探していた。トイレには誰もいなかったらしい。確実だ。。。やられた。。。ちーん、、、と鐘がなった。しかし冷静に対応。こういう状況は皆慣れているので、焦らず、、TKYM氏とHRKくんに相談。じゃあまずカードは盗られていないので現金をまず引き出しに行った。ここ1週間くらいの生活ができるには十分な現金を引き出した。で、、すぐデビットカードを停止した。なぜならカード情報も盗られたかもしれないからだ。24時間対応の緊急連絡先に電話をする。10分程かかってようやくインドのオペレーターにつながった。いくつかのセキュリティー問題に答えて、カードを停止。来週の木曜日には新しいカードが届くように手配してもらった。ふう、、しかしやられた。。。耳と肩の間に電話をはさみながら、ラーメンを食べながら対応していたがどんな味か覚えていない。イギリスに来て5年、初めての経験だった、、、実に悔しい。しかもよりによってピカデリーで。完全にスキだらけの日本人観光客だ。反省。。

フラットに帰りしばし作業。ブログも更新する。現在25時、そろそろ寝ようかと思う。