FRIEZE ART FAIR 2011

10月16日、日曜日。

午前中はぐだぐだと過ごす。午後12時頃にフラットを出発しプリムローズヒルを抜けリージェンツパークへ。公園でMEIMEI氏と待ち合わせ、FRIEZE ART FAIRへ。MEIMEIのチケットを持つTKYM氏を待つ。3人が集まったところで巨大な白テントの中に入る。FRIEZE ART FAIRは毎年開催されるアートの市場のような場所である。世界中からギャラリーが集まり所有するアートを展示並びに販売している。初めてこのフェアに訪れたのは2009年。去年の会期は見逃して、2011年再びやって来てみた。2時間程かけてブースを廻る。多種多様なアートの形をみる。彫刻、絵画、映像、キネティック、インスタレーション系など、とりあえずあらゆる形式のアートがあった。半分を見終わってサンドイッチとスープで休憩。休憩後、残り半分のブースをまわる。


この写真、、驚く事に2009年に撮った場所とほぼ同じ場所で撮っているという事が2009年のブログから解る。ほぼ同じブースナンバーからそれが解る。全くそんな意識はなかったけれども、、ミラクルだな。

印象的なアートはたくさんあったけれども、3人の建築家が同じくして特別に見えたのはこの木であった。完全にオブジェ化した木である。普段はリージェンツパークの芝生の上に孤立して公園の一部分を構成するこの木、フェア開催時に限ってテントに囲まれ別の役者になりきっている。色付いた葉が落ち葉となって仮設建築のカーペットに落ちている。芝生ではない地面=カーペットに落葉して時間経過がクリアにイメージできる。なんともポエティックな演出がされている。


カーペットから生えているこの不自然さ。


自分のクレジットカードをシュレッダーにかける、その変わりにこの巨大な機械が絵(落書き)を描いてくれるという凄い交換条件のアート。実際にビザとかマスターカードとかシュレッダーにかける人がいて驚く。。。


仮設テントに隣接した仮設カフェ。ヨーロッパ特有の木製Iビームで構成されるティンバーフレーム。窓は分厚サランラップの様な素材を木枠で抑えるという仕上げ。


すごい屋根のおさまり。

小さい人も展示されている。

アートで頭脳が満腹になる。アートを観るのには力がいる。生み出すのにも力がいるし、観るのにも力がいる。頭の中がふわふわとする。頭を冷やす為にGREAT PORTLAND駅近くのカフェで再び休憩。コーヒーを飲む。3人共にAAスクールへ。SHARI3へ。わいわいと建築の話をしたり無駄話をしたり。夕飯は近くの日本食屋へ行った。がつがつ食べる。21時過ぎ解散。さて明日からまた1週間やるか。