IMAXでTransformer

IMAXという未知なる円形の映画館がサウスバンクに存在する。非常にアクセスが悪い。IMAXの建物が目の前に見えているにもかかわらず、一体どうしたら底に到達できるのか見当が付かない。アクセス路を見つけたのは良いが地下道を通り、建物に到達するには薄暗く小便臭い通路を通らなければならない。そうこう苦労して到着したのはよいものの、実はチケットは持っていないので、キャンセル待ちをした。「トランスフォーマー:リベンジ」をIMAXの超巨大画面で見るためだ。運よく空席があり、ジャンプイン。超急勾配の座席に座り、スーパーでかい画面を眺める。でかすぎて驚いた。

ザ・ロックアルマゲドンマイケル・ベイ監督のトランスフォーマー第2作目。2時間半ずっと、ド級戦闘シーンを見せつけられる。途中に挟まる、アメリカ映画ならではの家族愛、恋愛シーンはまあ常識的に挿入しなければならないのだろうけれども、まあまるでチープ、まあでもそこは受け流してもそれ以外は目を見放せない。あ、あとストーリーも緻密に組まれているわけではない。ところどころ矛盾しているような感じのところもみられる。でもそこも受け流す。そこに着目してはいけない。上海の都市や、、エジプトの遺産が本当にことごとく破壊される、アメリカ軍とトランスフォーマーによって。映画に使われる映像技術、特にCGソフトウェアの技術は極まっていて、見所だ。というかそこしか見ていなかった。第一作の変形のシークエンスは衝撃であったが、更にパワーアップしている。それにものすごい合体もする。金属、機械の摩擦音、シンセサイズされた音もいい。こういうのは男の子にはたまらない。ターミネーターが子供だましのように見えてきた。IMAXのように設備がいい映画館で見るのをお薦めする。IMAXすごい。真ん中で見たのにもかかわらず、もう少し後ろで見るべきであった。画面がでかすぎた。

ヨーロッパ在住の日本人によるブログ ONE CLICK PLEASE♪ /クリックお願い致します。