雪積もるエスキスの日曜日

2日前からの天気予報が珍しくて当たって今日、2月1日、日曜日は雪となった。昼過ぎにオックスフォードストリートでゆかちんと合流して、数時間エスキス。話によるとこれは堀田氏の領域からのアプローチがバックアップとしてあれば、リアルに実現できるとみて、堀田氏を招集。ゆかちんは「NARRATIVE ENVIRONMENT / 物語環境(と訳せばよいのか)」を専門として堀田氏は「ADAPTIVE ARCHITECTURE & COMPUTATION /建築におけるコンピューテーションの適応(本人訳) 」が専門である。NARRATIVE ENVIRONMENTはとても興味深い。でこの2人の領域が擦り合わされば、このプロジェクトはかなり筋の通った面白いものになる。第三者的な視点からみて、ゆかちんは物語・脚本は持っており、最終的には、予測不可能なアウトプットを自動生産するシステムを構築する方法とそのビジュアライズの方法を必要としている。一方で堀田氏は、ビジュアライズされる以前の、インプットが何らかの形でアウトプットされるというベーシックなシステム構築を研究し、それをフィジカルに落とし込む器(物語...と断言して良いのだろうか、それとも「システムが応用される環境」といったらいいのか)を捜しているのである。ソフトとハードの関係なのである。なので絶好の相性なのである。夕食は3人で偽日本食を食べる。メニューに「AMAI UDON / 甘いうどん」などがならぶチェーン展開しているレストランである。偽的な日本食を食しながら、ハンス・ホラインのレッティ蝋燭店、磯崎新のディズニー・ビルディングに現れるあの形へと話が移り変わり、最終的に形だけのアナロジーで食パンまん、そして一斤まんに至り飽和状態へ。「一斤マン」は今までにないと思ったが、実は存在したすでに。話は熱くなる一方だが、外は寒くなる一方で雪はいまだ降り続いている。

ロンドン今年初めての雪。去年も含めてこれ程積もったことはなかった。

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