LISSON GALLERY / MARKET@EDGEWARE RD/センター散策

午前8時半に目が覚める。平日は眠いのに、週末の8時半はちっとも眠くないのは小学生から変わっていない。iPHONEでニュースを読みながら過ごす。ギリシャのレファレンダムのニュース。日曜日に結果がでる。どうなることやら。朝食はプラムとブルーベリーのヨーグルト。緑茶を飲みながら午前中は読書して過ごす。単行本を数章読んだ後、中谷礼仁先生の「感性からの発意『都市と建築の美学新国立競技場問題を契機に』」をオンラインで読む。大学院生の頃に中谷先生、森川嘉一郎先生のお二人と僕と同級のTA2人で設計演習の授業をご一緒させてもらい、たしか学部生向けに戸山公園で屋外授業をしたのが懐かしい。拝読し、勉強になった。部屋の掃除と洗濯物をすませた後、準備をして外出。

13時半過ぎにTKYM氏とLISSON GALLERYで待ち合わせ、ブラジルの彫刻家SERGIO CAMARGO(1930-1990)と、別棟にて同じく彫刻家のSHRAZEH HOUSHIARY(1955-)の展覧会を鑑賞する。SERGIO CAMARGOは大理石をマテリアルとして素朴な幾何学を造形する彫刻家、純粋な造形探求と、短編映像でながれていた今現在の家族の様子や過去のインタビューなど、観ていて心地よかった。裏表のない人間性が作品にそのままでている。みていてオスカー・ニーマイヤーが思い浮かぶので、きっとブラジルが全面にでているんだろう。別棟を訪れSHRAZEH HOUSHIARYを鑑賞。キャンバスに描かれた絵は草間彌生を想起させる。同じ要素を永遠と繰り返す、しかも正確に、おそらく色鉛筆で、そこに狂気的なものを感じさせて凄い。彫刻作品はZAHA HADIDの有機的な造形に似たものもあれば、四角いユニットを繰り返し縦方向に回転させながら積み上げて塔を作っていくような、こちらも建築を想起させる。どちらの作品展もそこまで疲労せず、TKYM氏と共に楽しめた。


今日は久し振りにNIKONを持ちだして歩いていた。LISSON GALLERY。

せっかくEDGEWARE ROADにいるので中東系のランチにしようかと思ってマーケットを歩くも見つからず。ちなみにこのマーケットはみるかぎりほぼイスラム系コミュニティに属する人達で構成されており、観光的ではなかったのでよかった。ならんでいる食品や売られている物も珍しいものがあったり。太陽があまりにカンカン照りつけるので仕方なくイタリアンのデリカフェへ。ここが結構正解で地元の人達もやってくるようなそういう雰囲気があってよかった。僕はボロネーゼパスタ、TKYM氏はなぜかメキシカンライスってのを頼んで食べたが安いしボリュームがありそこそこ美味しかった。面白かったのが、婆ちゃん2人が「1,2,3,4−」とかいって踊りの練習をしだしたり、うちらに最近とった生写真を見せて「これは中国の踊りなんだけど、みてみて」とかっていってまったく中国とは関係のなさそうなダンスサークルの写真をみせてくれたり、なかなかよかった。「これはちがうよー、中国とは」とかいって会話に混ざりなが飯をモグモグ食べる。


EDGEWARE ROADのマーケットで。

食後、センターを散策。WALLACE COLLECTIONでクリームティー。プチアフタヌンティーを楽しんだり。その後更に散策に散策を重ね、僕とTKYM氏はADIDASのCLIMACHILLというシューズに出会い、セール対象品でやすかったので二人共同じやつを買った(色違い)。360度、靴の裏からも通気性が確保されているいいやつ。M&Sで買い物をしてTYKM氏はイタリア人の同僚の家で映画を観に。僕はバスで帰宅し家でM&Sで買った夕食を食べる。夜は読書、RIBA関係の調べ物、ブログなど。KUBO-CとFACETIMEしてから寝るかな。昨晩遅かったようだから起きないかもな。

[:W640]
WALLACE COLLECTIONの中庭(屋内)でアフタヌーンティーした。