LISSON GALLERYへ

午前10時に目が覚める。最近夜更かししているので早めに寝なければならないと実感。ニュースなどを読みながらベッドの上でゴロゴロと過ごす。10時半過ぎに起床して朝食を食べる。味噌汁。それとバナナとヨーグルトを食べた後、部屋の掃除にとりかかる。洗濯物は週の中頃済ませたのでまだしなくてよし。KUBO-Cと連絡をとってからフラットを出る。外は快晴で心地良い。クリーニング店で冬のダウンジャケットなどをドライ・クリーニングにだしてコーヒーを買ってバスに乗る。30分ほどバスに乗ってEDGEWARE STATION周辺で降車。


LEE UFANの展示がやってた方。

5分ほど歩いてLISSON GALLERYに到着。まずLEE UFANの作品を鑑賞。MONO-HA (もの派)の日本で活躍されている画家、彫刻家である。ペイントと彫刻の作品が展示されている。ペイントの方は白いキャンバスの上にグラデーションのかかった厚みのある油絵の具が画面の中心にリニアに塗られているもの。名称はDIALOGUE、でシリーズ化されてる。離れると立体感が消えフラットにみえるが、近づくと細かな隆起とザラツキが発見できる。一体どのような道具で、どういう動作で描いたらこういうグラデーションが出せるのだろうと疑問が湧いてくる。ずっと観ていても飽きないアートであった。暗い部屋1つをまるまる使用してキャンバスと石が置かれている彫刻も見る。石の置き方と光の当て方が絶妙であたかも石が意思をもってキャンバスを眺めているような、そんな作品。こちらはDIALOGUE - SILENCE。キャンバスと石、違うコンテクストで見たならば何もDIALOGUEが生まれないのだが、そこにアーティストの巧妙な操作があってはじめてDIALOGUEが完成する。ぼくも建築ならこういう建築をつくってみたいもんだ。

LISSON GALLERYを出て、2,3件となりのLISSON GALLERYへ。ANISH KAPOORの近作。シリコンと樹脂を使ったグロテスクなオブジェ。人体の一部のようにみえたり、牛肉やあるいはETON MESSを混ぜ混ぜしたものにみえたりする。写真だと撮り方によってはフラットにみえるかもしれない。物質としてかなり迫力がある。これらに加え、お馴染みの鏡面仕上げの金属オブジェもいくつかある。形の選び方と配置がまた絶妙。

[:W640]
ANISH KAPOORの展示がやってた方。

満足してアートの世界から解脱する。そうだここはEDGEWARE ROADであった、と現実世界に戻る感覚。水を買って飲む。チューブでよりセンター方面に向かい買い物をすこしと用事を済ます。道中、こりゃ又偶然にもHRKくんとそのお友達と遭遇。買い物だそうだ。挨拶して別れる。

町中を散策し続ける。近くまできたから、という理由で僕の事務所が設計して完成間近の都市開発を見に行く。建築群はほぼ完成しているようす。リテールのレストランはすでにオープンしている様子。ぐるりと一周してクラディングのディテールや施工クオリティをみたりする。


プレキャストユニットのファサード、綺麗に仕上がっている。ペントハウスのクラディングもよさげ。


既存部分も外から見る限り完成している。新しい窓と、トップのMANSARD ROOFも綺麗に仕上がっている様子。

夕方になってバスで帰宅。サンドイッチと食材を近くのスーパーで買って帰り夕食。夜は動画、ブログ、スケッチ、メールなど。