BOMBAY SAPPHIRE DISTILLERY / ボンベイ・サファイア蒸溜所へ

午前8時半キッカリに起床。朝食を済ませてフラットを9時半に出発。チューブでWATERLOO駅へ。カフェでSHGくん、ARY氏、KEIGくん、NHYGさんと合流し10時50分の電車でSALISBURY方面へ。WHITCHURCH駅で下車。バスに乗ってBOMBAY SAPPHIRE DISTRILLERY / ボンベイ・サファイア蒸溜所へ。THOMAS HEATHERWICK STUDIO / トーマス・ヘザウィック・スタジオによる大規模な改修と未来的な温室空間が最近完成したので皆でやってきた

予約時間よりも早く到着したのでバーで軽食をとりながら待機し13時半からツアー開始。ツアーとはいっても自分でエクスプローラーしていく感じ。2つのガラスとメタルの温室空間が目を引く。純粋な形のコンセプト(蒸溜所の空間との吸気・換気とガラスのコンサバトリー)をそのまま1:1でつくったまるで模型のような建築である。足元に近い範囲の幾何学は正円に星形を入れ込んだような幾何学をしておりそれが垂直に立ち上がり、上部でドームを形成しながらも既存の建築の壁に穿たれた四角い穴に形が吸い込まれていくような造形である。パソコン上でのパラメトリクス的造形はそこまで難しくはなさそうだが、単純に幾何学のエクストルージョンだけではなさそうだ。特に四角い形に吸い込まれていく周辺には速度感 / アニメーション的な力学がかかっているようにみえる。そこら辺はきっと簡単な数学では難しいはず。実際のガラスの製造と収まりにはさぞかし苦労したことであろう。TOLERANCE / 許容範囲の設計が重要になってくるが、その範囲をぶかぶかにすると密閉空間が難しくなるし、ガチガチに製造すると今度はガラスが入らない、ガラスに変な力がかかって割れる、、などでこれもまた大変だ。温室の足元は川に突き刺さっている。川から生えてきたような印象。ここも攻めまくっている。などなど色んなことを考えながら楽しめた。

DRY ROOMではボンベイ・サファイアに使われている様々なスパイスの香りを楽しめる。好きなものをいくつか選んでバーでその香りをベースにカクテルも作ってくれたりする。蒸溜所も見学可能。GIN / ジンの製造工程、香りの付け方などをスタッフのおじいさんが説明してくれる。温室空間をバックに皆で写真撮影。バーでカクテルなどをいただきバスの時間まで歓談。

バスに乗ってWHITCHURCH駅までもどる。その駅で30分待つ、、予定だったものの実に寒かったので1度SALISBURY方面、ロンドン市内とは逆方向の電車にのって一駅で下車し、待ち時間を短縮。自分たちで乗るべき電車を迎えに行くような形で乗車する。皆車内で眠る。

夕方WATERLOO駅に到着。SHGくんとはそこでお別れ。その足でチャイナ・タウンで台湾料理の食事。満腹になってチューブで帰宅。

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DISTRILLERY到着


写真映えするボトル


目の前に現れる。2つの温室空間

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既存の建築に2つの温室が吸い込まれていく。吸気・換気の造形


みなで撮影


足元


吸い込まれてゆく。

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収まりがすごい。


DRY ROOMで香りのワークショップに参加。オリエンタルな香りにつつまれる。


乾燥植物。いい香りのもと


ワークショップで選んだ香りをベースに独自のカクテルつくってくれる