NZ PROJECT REVIEW BY TMHY & STV

9月14日、土曜日。

午前10時過ぎに起床。ブラックコーヒーとバナナを朝ごはんとして、洗濯をする。12時半過ぎKUBO-Cとフラットを出発。LONDON BRIDGEに13時過ぎ到着、バラ・マーケットでランチを食べる。ダックサンドイッチを狙ったが長蛇の列ができていたので、諦める。代わりに数件隣のパエリアとチキンココナッツカレーを食べる。何度食べたかわからないが、その場で作っているのでいつも美味しい。急いでカフェへ向かうも、とうもろこしに後ろ髪を引かれ、3つで£1のとうもろこしを買った。明日朝ごはんか、ランチにしてみよう。

13時半過ぎ、カフェへ。ARY夫妻を発見。続いてKOMIさんとTKYM氏も登場。6人が集まる。14時前カフェを出発、建築家TMHYさんのアトリエへTMHYさんはARYさんが知り合った黒人建築家で我々が進めているNZ PROJECTのレビューの為に時間をとってくれた。彼の元同僚であるSTVさんも参加してくれて豪華なクリティークとなった。

ARY氏がまずプロジェクトの出発点から現在に至るまでの全体像を簡潔に説明し、我々が提案した4案を担当者がそれぞれ説明、質疑応答という形式でプレゼンテーションが進んだ。第1案はTKYM氏によるWITHTHEANGLE、第2案は僕のWHAKAORA、第3案、これまた僕のTUMATANUI、第4案はKOMIさんの合計4案。ここ数ヶ月の成果を発表する。

細かい内容は省くが総合的な印象は僕としては◎。突然の4案の発表、複雑な経緯や条件などを瞬発的に理解し、各々の案に対して的確なコメントをしてくれた。™HYSTV共に終始楽しんでくれている様子だったのでこちらとしても安心。16時過ぎにお邪魔した。ところで™YHさんのスタジオは思いがけない建物で驚いた。

皆で相談し、とりあえずWHITE CUBE GALLERYへ。全員一致であるアーティストの一部屋分をつかったインスタレーションに衝撃を受ける。人間の錯覚を利用しそこにあたかも何かが存在するかのような空間をつくりだしていて、その展示空間に入った瞬間、観察者は十中八九と言っていいほど立ち止まる。そして視覚で十分に空間を把握し切った後にゆっくりと前進する。進んでは立ち止まり、進んでは立ち止まりを繰り返しながら身体を使って空間を把握していく、、、という大雑把に言えばそういう観察者にちょっとした空間的冒険を強いるインスタレーションだった。ここで6人しばらく楽しく過ごした。

カフェでしばし休憩。数日前に行われたが未参加だったKOMIさんの案をレビューする会を行いコメントする。今月末に来英するオーナーさんに向けての最終調整。これで4案全てが最終プレゼンに向けて準備が整うことになる。今から緊張する。閉店するカフェから追い出され、一行はKING'S CROSSのパブへ移動。MEIMEI氏とスイスのH&Mで働くOTAくんが合流。8人でワイワイ話す。

9時半過ぎ終了。M&Sで明日の朝食クロワッサンを購入。チューブで帰宅。


バラ・マーケットでパエリアとココナッツカレーのランチ。


え、ここ?と驚く。


WHITE CUBE, BERMONDSEY


とうもろこし