日本6日目:祖父に祇園へ連れてってもらう

木曜日、朝カイロに連れてってもらって身体の修理。首が軽くまわる様になった。昼過ぎにじいちゃんと京阪電車に乗って四条へ行く。歩いて祇園へ。僕は焼き肉よりも寿司よりも、鰻が好きでいつも帰国したら祖父に連れて行ってもらう。祇園、梅の井。広いケヤキのカウンターに2人で座る。土壁を眺め、会話をしながら待つ。茶碗蒸し、美味。鰻重、赤出し、美味。今日は肝吸いではなく赤だしを注文させてもらった。美味しくて、よしこれからもっと頑張ろう、と改まった気持ちになる。
昼の後は祖父の提案で京都国立博物館へ。「法然 生涯と美術」へ。法然上人は浄土宗の開祖だ。法然上人の伝記の集大成であると言われる「四十八巻伝」がメインで、仏像や所縁の展示品が並ぶ。お年寄りの方々が多く、僕くらいの年齢やもっと若い人達はほとんどいなかった。老人達の後頭部の隙間から蒔絵を眺める。余りに沢山人がいるのできちんと観られない。それに何だか順路がバシッと決めてあってなんだか勉強的である。
博物館を後に、七条から京阪に乗って南へ。帰途につく。夕飯は家で食べて、僕は昨日に引き続き、奥の湯(大っきな銭湯)にいく。1時間ばかり風呂やサウナを行ったり来たりして寛ぐ。22時過ぎ帰宅。

カウンター席から見える風景。さすがに考慮されていて、ごみとか洗剤とか目に入ると気分を害す物がきちんと隠されている。その分緊張する。

※明日より3日間、家族と和歌山に出かけインターネット接続環境から遠ーく離れますので、ブログの更新ができないと思います。どうかご了承くださいませ。コメント欄で御楽しみください。皆様も良いゴールデンウィークを。