週末の過ごし方


オクスフォード・ストリート1

リージェント・ストリート2
11月最後の週末。ロンドンの気温は氷点下3度。ここ一週間程で気温がぐんと下回り、一気に冬らしさが増した。吐いた息が凍り付いてしまう様な寒さだ。天気予報では日曜日の夜には雪が降るそうだ。週の半ばもlight snowのマークで埋まっている。

土曜日の午前中は金曜日からの疲れを回復させる為特に何もしなかった。15時くらいから1日が遅く始まる。幅3メートルに満たないリバプールストリートのシューズショップ、ガラス越しにため息が出る。あちゃー、、、1分遅かった。店員さんが内側から鍵をかけていたまさにその瞬間に店に到着した。ジェスチャーで、「終わり?」、「うん、終わり」という返答。残念だけれども、来週の楽しみにとっておこう。
模型材料を購入。オクスフォード・ストリートをぶらぶらと歩く。クリスマスイルミネーション一色。18時半にKMYM / 小見山君がやってくるまで、本屋のソファーで時間をつぶす。ベストセラーになっているこの本、「A History of the World in 100 objects」by Neil Mac Gregor、「100のオブジェクトからみる世界の歴史」、ニール・マクレガー著。分厚い辞書の様な本だ。この本を読みながら時間を費やす。100の内、日本古来の出展もいくつかあった。その1つJomon pot / 縄文土器。約7000年前のもの。うとうとしながら読んでいたのでうる覚えだが、日本は世界の何処よりも早く土器をつくった、一方で狩猟をしていた遊牧民族は土器を持ち運ぶ事ができなかった。縄文人は同じく狩猟民族であったのだが65種類ものほ乳類が存在した豊かな土地において、ある特定の場所に数年間定住する事ができた。それ故に調理する為のPOTTERY/ 器の文化を発展する事ができた、のだとさ。へえ、と思っていたら小見山君到着、急いで合流。

History Of The World In 100 Objects,A

History Of The World In 100 Objects,A

堀田氏は今日はパーティだそうだ。珍しいな、パーティにいくなんて。誘ったんだけれども、残念来られず。レストランで2人、小さくおめでとうー、とラーメンと餃子で乾杯。食後もカフェによって色んな話で盛り上がる。明日と今夜小見山君はLIP SERVICE/リップサービスのドラマを観て、それはさぞかし眠れない事だろう。