開幕前日トーチリレー/聖火リレー

7月26日、木曜日。

朝6時起床。何故それほど早起きしたかというと、フラットの近くでトーチ・リレー/聖火リレーが行われるからだ。朝6時48分、駅から近くのラウンドハウスから出発。聖火リレー第69日目、開幕前日。チョークファームから開始し、イズリントン、セントポール寺院、テムズをわたりキャンバーウェル、バターシー、再び川を渡り、チェルシーに至るというコースだ。

フラットを出た瞬間、早朝にもかかわらず辺りの騒がしさにイベントムードを感じる。小さい子供の家族連れが多い。日本人の観光客と思わしき人達も大型の観光バスで陣取っている。道はとりあえずすべて封鎖。バスや通勤の車が路肩でエンジンを切って停車している。出発地点となるラウンドハウスはすでに人で溢れていたので、第2走者を目指して空いている部分で待機。すると聖火ランナーを乗せたTORCH BUSからティーンネイジャーの若者が降りてきて、偶然にも僕のすぐ前で止まってくれた。第2走者が待機する目の前の最前列に陣取れたので、眼前で聖火を受け渡す瞬間の良いショットが撮れた。満足満足。早起きは三文の得。オリンピック限定コーラもフリーで配布されていた。


朝6時半、早朝にもかかわらず一生に一度程のレアな地元での聖火リレーを観にやってくる。


第1走者がスタートする場所はすでに人で溢れかえっていたので、第2走者を目指して空いている箇所へ移動。


たまたま陣取った場所が、第2走者である17歳のDARRENくんが第1走者からトーチを受け取る場所だった。


BarbarOsgerby / バーバーオズガビーがデザインしたトーチに聖火が灯る


第2走者、DARRENくん出発。
(ちなみに後日追記であるけれども、左の第1走者はSir Clive Woodwardで、イギリスのラグビーチームのコーチでチームを世界チャンピオンに導いた人であるそうだ。へー)


リレーの一行が去ってもまだお祭り気分


オリンピック限定のコカ・コーラも無料配布される。


お祭り気分は少し放置して、9時過ぎ事務所、18時半まで仕事。今日はT君がオクスフォードから泊りに来るというので一緒に夕飯。SOHOのTONKOTSUにて。先日来た時よりも美味しく感じたので、替え玉も注文した。食後オリンピック直前のリージェント・ストリートをアイスクリームを食べながら散策する。さすがにテレビ関係が多くて、あちこちで撮影が行われている。


万国旗で華やぐリージェント・ストリート


ピカデリーからオクスフォード・サーカスに行き着くまでの途中でどこかで観たことのある日本人のアナウンサーの男性がいた。近くで見て元NHKのアナウンサーの堀尾正明さんだと確認。「在住の方ですか」と他の人がインタビューされそうになったので、サーッと早歩きで立ち去る。今日はいろんな事があったな、、オリンピックだなあと感じいる。

フラットにT君と到着。ALBRTと新しくフラットメイトになったMRKさんと4人で雑談。24時頃になって、突然T君が「今日はこれでオクスフォードに帰ります」というので驚く。明日の予定が変更となったのでとそそくさと帰宅準備をしてロンドンの闇に消えていった。VICTORIAから24時間運行のバスが走っているのだ。お気をつけてお帰りいただきたい。