日本11日目

午前8時過ぎに目が覚める。KUBO-Cは午前9時からの歯医者へ。午前10時過ぎ、KUBO-C帰宅と合わせてミーティング。KNMさん、WTNBさん、STOさん、僕たち2名。今後の進め方、現時点での問題点などを議論。昼頃に終了、KNMさん、AKMさん、MKさんと近くのラーメン屋さんへ。うまかった。帰国時にラーメンを食べるという目的も達成されてよかった。昼過ぎにはみんなでKUBO-Cのおばあちゃんに会いにいった。去年と変わらずお元気そうだった。お姉ちゃんのMKさんとはここでお別れ。KUBO-Cのご両親に甲府の駅まで送ってもらう。駅改札でお礼を言って16時台の特急かいじに乗車。17時51分新宿に到着。山手線に乗り換えて品川駅へ。品川駅内で立ち食い寿司を食べる。

食べた後会計を済ます。店員さんに忘れ物ですと、iPHONEを受け取る。よかった。しかしながら、もっと大きな忘れ物にKUBO-Cが気がついた。私のリュックサックがなかった。一瞬ふたりとも呆然とする。パスポート、永住権、現金、MACBOOKPROなど全部入っている。心は真っ青、でもとりあえず冷静になりどこで忘れたかを思い出す。山手線だった。車内がギュウギュウだったので上部荷物棚に置いたのだった。滅多にそんなことしないのに、したときに限ってこんな事が起こる。直ちに駅内の落とし物承り所へ。経緯を説明する。この時間帯の駅員による車両内捜索はできません、よって一番早いのはご自身で探し出すことですと言われたので、戦略を練る。山手線一周にかかる時間は約60分、同じ車両がグルグルと回っているようだ。特急かいじを降りてからの行動を思い出し、山の手に乗車した大体の時間を割り出す。そこから再び同じ車両が品川駅のプラットフォームに到着する時間を駅員と確認し、大体の目星をつける。スーツケースなどすべての荷物をロッカーに預け、身軽になり19時よりプラットフォームにて戦闘態勢。下車した場所を思い出し、それらしき車両番号に目星をつけKUBO-Cと手分けして捜索開始。プラットフォームに猛スピードで入ってくる車両の荷物置き場を目視。降車口と荷物をおいた棚の位置関係は覚えていたので、その位置に僕のリュックと思わしき物体がおいてあれば車内に入って確認。そういう手順を設定し手分けして探す。何本か確認するも見当たらず、焦り、不安が募る。もうないかもしれないと思いかけたが最も有力視していた時間の電車に、なんとリュックは乗っていた。山手線を一周して戻ってきたリュックサックと奇跡の再会を果たす。おかえり。

一安心でロッカーからスーツケースを回収し、京都行きの新幹線のチケットをみどりの窓口にて購入。ドラマチックに世の中は進むのだなと思いながら新幹線ではゆっくりと過ごす。22時頃京都に到着、JRのローカル線に乗り換えて快速が停車する実家最寄り駅まで。迎えに来てくれていた父の車に乗って帰宅。疲れ切って就寝。