ベニス２日目、８時くらいに目が覚め起床。身支度を整えてKUBO-Cと外出。とりあえず朝食を食べようと歩き出す。その前に観光客で賑わう前の静かなサン・マルコ広場を見てみる。昨日の昼よりも人は少ないもののたくさんの人で溢れかえっている。サン・マルコ広場のオリベッティショールームを横目に見て、カナルへ出る。運河沿いにある小さなカフェでカプチーノとクロワッサンの朝食をとる。立ち食いスタイル。その後さらに街中を散策。
まずはレアルト橋、観光名所中の名所。橋の上から運河に並列する街並みを眺める。その後橋を渡り北側へ。フィッシュマーケット、ベジタブルフルーツマーケットへ。様々な海産物や野菜果物を鑑賞。買って料理してみたくなる。お土産をいくつか購入する。さらに目的を設定せず大体の方向を決めて散策を続ける。迷ってしまい楽しい。どの場所にいても水と橋と建築と人々の生活感が溢れ絵になっている。角を曲がることに予想外の光景が広がる。
リアルト橋より
CHURCH OF SAN GIACOMO DALL'ORIOという教会の広場を通りさらに散策を続ける。BASILICA DEI FRARIという教会は大家さんオススメの教会だったが、あいにくお葬式で入れず。次はCHIESA DI SAN ROCCO/サン・ロッコ教会に行き、内部を鑑賞。ベネチアで最初に内部に入った教会建築。内部の重厚でひんやりとした静寂な空間で気を休める。教会を出て近くのカフェにてエスプレッソを飲む。トイレも使わせてもらう。
休まった後、UNIVERSITÀ IUAV DI VENEZIAへ。大学である。正面玄関のゲートとランドスケープはカルロス・スカルパ設計である。コンクリートの動的な造形をしたキャノピーと鉄のゲート。それに建築の部分的遺跡を利用したWATER FEATURE。美しかった。運良く、学生の展示会をやっていて建物の内部を鑑賞できた。ついで建築が学生の作品やファッションショーも鑑賞。建築学生のポートフォリオはクオリティが高い。しっかりとしたポートフォリオで日本の学生の作品レベルとは比べものにならなそう。構造・環境・法規・構法など、いろんな視点から建築が設計されている。
散策は続く。南側を目指して歩く。細いある道で AL PROFETAという小綺麗なレストランを見つけたので、昼食の時間を迎えたことだしKUBO-Cと相談して入ることにする。正面の印象とは打って変わって、レストランは奥に細長く、思った以上に大きい。奥の中庭の席へ。ピザが有名なようなのでピザを頼んで食べた。美味しかった。
