OPEN HOUSE LONDON

午前8時半過ぎ起床、朝食を食べ外出準備。9時半過ぎに家を出てKENTISH TOWN方面へ。TKYM氏の家の近くにある住宅のOPEN HOUSEにやってきたのである。10時過ぎに列に並んで煉瓦の壁をくぐり内部へ。THE BURTON HOUSE 、建築家RICHARD BURTONによって設計された自邸である。Rさんは85歳だがまだまだ現役で本日も自邸の解説をしてくれた。実に良い建築だった。どうよかったか、説明しはじめると大変長くなってしまいそうなので省く。でも簡単にいえばありきたりな言い方でなってしまうけれども、自然との調和が実に素晴らしかった。どこからが外部で内部かがあいまいで、自然が家族生活の一部となっている。家具や置き物のセンスもよく、デザインはちっとも堅苦しくない。自邸が数日前にやっと本にまとまったとのことで販売していたので、Rさんのサイン入りで購入した。TKYM氏もMEIMEI氏も購入して皆満足。

[:W640]

KENTISH TOWN駅から南下LONDON BRIDGEへ。そこで少し散歩した後、LEWISHAM方面の電車に乗る。WALTER SEGALのSELF BUILD HOUSESのOPEN HOUSEへ。まずは13つ住宅が群がる小さな村のようなコミュニティーへ。それぞれの家が開放され、その周辺はお祭り騒ぎ。一軒一軒の家を拝見させていただく。住人の人達の生活のまっただ中に入っていく、そんな臨場感があっていい経験ができた。こちらもまたBURTON HOUSEと設計思想が似ている。どちらもいずれもSELF BUILDである。住宅の前で今日のためにでていた出店でカレーを食べてから、別のWALTER SEGAL HOUSEへ。似たような工法で建てられた建築だが、少しテイストが違う。南側に開けた景色が綺麗で気持ちが良かった。建物は木造なので、スケール感がしっくりくる。デザインがとても日本的で僕らからすればどこか懐かしい感じだった。2つのWALTER SEGALのプロジェクトを今回はじめて観たけれども、もっと知りたくなった。

そして最後にはSTRATFORDのSUGARHOUSE STUDIOSへ。倉庫建築がアーティストやデザイナーのアトリエになっている最近の建築。閉鎖される17時になる5分前に到着し、ぎりぎり内部空間を拝見できた。表のファサードのクラディングもパントンカラーで綺麗だった。

OLYMPIC PARKも歩く。ZAHA HADIDのアクアリウムの内部空間でプールを観ながら少し休んでからWESTFIELDに場所を移し休憩。その後チューブでセンターに戻り激辛のモンゴル鍋を食べ、パブでチビチビやってから解散。TKYM氏とMEIMEIとバスにのって各々の方面へ散った。23時半過ぎ帰宅、シャワーを浴びブログを更新し、眠る。