午前8時過ぎに目が覚めるも二度寝する。9時半くらいに起き出して朝食。サラダと目玉焼きを作ってパンを焼いて食べる。洗濯物は平日に処理したのでなし、楽である。昼頃までネットで動画を観たり読書したりして過ごづ。東京に遊びに行って甲府に帰ったばかりのKUBO-CとFACETIMEをしてから外出。

14時予約しておいたROYAL ACADEMY OF ARTのANSELM KIEFER展へ。本日が最終日である。予約しているにも関わらずなかなかの混み具合。前半のナチス・ドイツ第三帝国を主題とした政治的な作品からはじまり、部屋ごとに年代とカテゴリーが分けられながら展示は進む。水彩画もあるが、草や藁を絵画に使用してかなり厚みのある立体的な絵画作品がANSELM KIEFER独特の作風。物質としても迫力があり、絵画自体の質量が重く、表現の内容は「負」なので尚更重い。後半の鉛とダイヤモンドをつかった作品も印象的だった。本人曰く「鉛は人類の歴史の重みを背負える、十分に重い唯一の素材であり、その特性は人間のそれと最も近い」という説明は作品を鑑賞して納得できる。「IT IS IN FLUX / 不安定で、変わりやすくGOLD / 金よりも高い存在になりえる」という錬金術を参照した考え方も面白い。修士論文ドイツ表現主義や、ゲーテの事について書いた時、似たような考え方に触発されたのを思い出す。1時間半少々で鑑賞終了、扱っているテーマが重いのでクタクタに疲れる。

遅めのランチをPIZZA PILGRIMSにて。角っこにある小さな店なのだが美味しいピザが食べられる。ムシャムシャ食べて再び歩く。色んな店を歩いてキッチン用品をチェックする。欲しいものの目星をつけるためとどういう物がマーケットにアベイラブルかをチェック。実際に持ったりして重さや大きさ、そして値段を確認する。で、田舎の老舗キッチン用品専門のオンラインショップで購入するのが賢い。何でも安く揃う。18時半までカフェでTKYM氏からの連絡を待つ。連絡があった後歩いてソーホー、合流後チャイナ・タウンの飲茶でTKYM氏、CIEMさんと軽めに食事。食後駅で解散し帰宅。シャワーを浴びブログを更新し読書などして眠る予定。


ANSELM KIEFER展、本日最終日。


まさかの半額だったんだけど、展示品限りで傷があったりするのでちょっと躊躇して諦める。