LATE TURNER

午前8時過ぎ目が覚め、10時に起床。ヨーグルトの朝食を食べる。午前中動画を見たり、日本の両親やKUBO-Cとスカイプ通話。

午後には外出する。昨日に引き続き快晴。チューブを乗り継いでTATE BRITAINに16時前に到着。9月上旬にはじまった企画展「LATE TURNER / PAINTING SET FREE」へ。その名の通り、ターナーの晩年(60歳以降)の作品を集めた展示である。大きく6つのセクションに分けられ彼の晩年の絵画における試みが理解できるようになっている。もっと理解を深めようと思い第1の部屋を終えた後に、エントランスに戻って音声ガイダンスを借りて再スタートした。表記されていない事がわかり興味深かった。いつもポケットに入る大きさのスケッチブックを携え、グラファイト / 鉛筆で素早く描いていた事や、アルコール中毒になった事、それによって描くスピードが落ちたとか補完的情報を聞きながら鑑賞。


RAIN, STREAM, AND SPEED - THE GREAT WESTERN RAILWAY
From http://en.wikipedia.org/wiki/Rain,_Steam_and_Speed_%E2%80%93_The_Great_Western_Railway より

しばらくして知ってるシルエットの人がいたので声をかけてみる。RNTRくんだった。二人共昨晩遅かったのでLATE TATEである。はじめてかもしれない「RAIN, STEAM, AND STEAM」を観たのは。画面の手前側にSTEAM LOCOMOTIVE / 蒸気機関車が走ってくる有名な絵である。音声ガイドで知ったのだが線路の先にはHARE / ウサギが描かれていた。テクノロジーによってスピードが塗り替えられる事を象徴しているようだ。フレーミングに対する試みも面白かった。正方形の額縁、さらにその正方形の中に内接する丸い額縁。


THE BLUE RIGI, SUNRISE 1842
From http://www.wikiart.org/en/william-turner/the-blue-rigi-lake-of-lucerne-sunriseより

「THE BLUE RIGI, SUNRISE 1842」は見入った。小さなWATERCOLOURなのだが晩年のターナーの卓越したテクニックの数々がここに集約されているという。ガイダンスを聞き細部に目を凝らしながら鑑賞する。全て見終わるのに2時間近くかかった。RTRKくんとほぼ同時に出て、お土産を書い同じバスに乗る。PICADILLY CIRCUS近くでRTRK君と別れ僕は日本食材屋さんに行き米を購入。チューブで帰宅。夜は米を炊いてふらんす亭レトルトカレーと玉ねぎスープを食べる。夜はノンビリと過ごす。