山梨から京都へ

(1月10日、日本時間の21時。AIR FRANCEの関空発パリ行きの中で数日前のブログ記事を更新中。帰国まで忙しく、WIFIへのアクセスも制限されていたので更新が遅れた。)

午前7時半、空中に浮いた和室にて起床。そうだったKUBO-Cの実家であった。
ご両親とKUBO-C、僕の4人で和食の朝食をいただいた後、リビングにて歓談。9時半過ぎにKUBO-Cの運転する車で外出。向かうは富士五湖の1つの河口湖。空は雲がほとんどない快晴、甲府市内から見える富士山の頭にも雲がかかっていない。40分程で河口湖周辺に到着、KUBO-Cが湖畔をドライブしてくれる。富士山は裾からてっぺんまでとても綺麗に見えた。河口湖大橋近くに、だいぶん前に両親と泊まった旅館が見えた。コンビニに寄って休憩してから再びドライブ。目指すはほうとう不動。15分程でほうとう不動に到着。富士山にかかる雲が大地に降り立ったイメージで作られた変わった建物、かまくらのようでもある。半円形をした入り口をくぐると柱のない広々とした白い店内へ。開店とほぼ同時に入店したのでお客さんは僕達と、昼休みにご飯を食べにきたと思われる男性のグループのみ。KUBO-Cのお薦めで馬刺しとおいなりさんとほうとう1人前を注文。馬刺しは臭みがなく新鮮、いなりは作りたて、ほうとうはしっかりと食べ応えがあり、かぼちゃの具が溶けて味噌といい具合に混ざったスープはとろみがあって実に美味しかった。身体が温まる。食後に再びドライブ、道の駅にて富士山をバックに2人で記念撮影。樹の枝にデジカメを挟んで苦戦しながら撮影する。帰りは青木ヶ原樹海、精進湖を経由するルートで甲府へ。甲府には13時半頃到着。ご両親2人とKUBO-C、お姉さんとMMちゃんと電車の時間まで歓談。僕のここ数年の計画などしっかりとお伝えした。南甲府駅までご両親にお見送りしてもらう。KUBO-Cと2人、南甲府駅より静岡経由で京都に行く。14時45分頃の電車に乗り込み、プラットフォームにてご両親とはお別れ。

特急であるものの、山々を縫うようにして走る電車なので通常の鈍行列車と変わらないスピードでゆっくりと進む。田舎の風景を眺めながら2時間少々、静岡駅に到着する。静岡駅にて東海道新幹線、ひかり・岡山行に乗り換え。2時間半、18時48分に京都駅に到着。

改札ゲートにて僕の母が出迎えてくれる。3人で京都駅のグランビアホテルへ、13階の六本木樓外樓にて夕食。甲府での出来事をはじめ色んな話をしながらコース料理を堪能。さすが日本の中華、ロンドンの中華街で普段僕らが食べているものより格段に上品で美味しい。

食後はJR線で帰宅。実家の最寄り駅で父の運転する車でお出迎えしてもらう。実家へ帰宅。お茶を飲みながらKUBO-Cと両親、僕で歓談、2人でここ数日の出来事などを報告する。KUBO-Cと僕は祖父母のお寺、庫裏の隣に位置するおじさん夫婦の家へ。1階には今まで僕のいとこが住んでいたのだけれども、仕事が大阪になってから一人暮らしを始め、それ以降ずっと空いているのでKUBO-Cが滞在する間のフラットにさせてもらった。おじさんの奥さんYKさんがお出迎え、色々と説明を受けた後、就寝の準備を整え僕は祖父母の庫裏で就寝。

風呂に入りながら長い1日を振り返る。