ポルトガル旅行2日目

8月18日、日曜日。

午前9時頃に目が覚めた。一瞬ここは一体どこだと考えるもすぐさまポルトであることに気がつく。準備をして朝食を食べに外出。外はまだドウロ川沿いのためうっすらと靄がかかっていてひんやり涼しい。クロワッサンブリオッシュなどのパンとコーヒーで朝食。食後ウロウロと散歩する。一旦アパートメントに戻ってから観光の準備を整え再び外出。

From Portugal 2013 Summer

PALACIO DA BOLSA / ボルサ宮殿へ。ここは写真撮影ができなかったので残念ながらイメージは一切なし。商業組合、裁判所、証券取引所として使われた新古典様式の建物。複数の建築家が部屋1つずつを担当し設計したため部屋ごとにデザインが異なり見飽きない。女性のガイドさんはフランス語と英語を使い分けながらゆっくりと丁寧に説明してくれた。とても聞きやすく、使用されている木材や専門的技術などの内容も含んでいてよかった。薄いピンク色の大理石が目を引いたので、名前を聞いたけれどリスボン近郊でとれるものという事実を知った。後で調べたところ、エストレモスという街がありそこは大理石の産地で知られているらしく、中でもピンク色のROSA AURORAやESTREMOZ PINKが有名らしい。最後に通された「アラブの間」は細やかな職人技が極まった装飾的な空間で1862年から1880年、18年もの歳月を費やして作られた。

ボルサ宮殿の後は、隣接するバロック様式のカテドラルとカタコンベを拝見。教会の後は木造の古いトラムで川沿いを西へ。2,3駅で下車。駅を降りて路線図を眺めていたところ、ポルトガル人の老女が声をかけてきてくれた。しかしさっぱり理解できなかったので、オブリガードっ!といって歩いて行くことにした。徒歩30分程で丘の上へ。景色がよかった。

From Portugal 2013 Summer

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探していたASSADOR TIPICO/アサドール・ティピコというレストランを発見。店前では大人数のグループが待っていたが3人の我々は並ばずに入れた。ここは肉が美味しいとの噂だったので、店の主人にレコメンデーションを聞いて注文。予想していた通りの美味しそうな肉、バターライス、チップス、キャベツの付け合せが出てきた。モグモグと食べる。

From Portugal 2013 Summer

腹ごしらえが終わってから隣の、MUSEU NACIONAL DE SOARES DOS REIS / ソアレス・ドス・レイス国立美術館へ。ポートレート、風景画が多かった印象。どれもポルトガル人の画家で知っている人がいなかった。現代アートも少し展示されており、アルヴァロ・シザのスケッチも幾つか。日本の桃山時代の屏風が印象深かった。南蛮人が船に乗って港に到着した様子を描いたものだった。
中庭でアイスティーを飲みながら涼む。さてこれからどうしようかと3人で相談する。

とりあえずフラフラと歩き始めた。これで2日目半分が終了。

ポルトガル旅行2日目 後半