８月１７日、土曜日。
早朝２時半起床。準備を整えタクシーでバス停まで。外はまだ真っ暗。NATIONAL EXPRESSバスのSTANSTEAD AIRPORT / スタンステッド空港行きに乗車。数人が乗っている。GOLDERS GREENのバス停でTKYM氏が乗車してくる。今回の旅のメンバー３名が揃った。
１時間少々で到着。早々とチェックインとセキュリティーを通過して朝食をとった。６時過ぎRYANAIRのPORT, PORTUGAL / ポルトガルのポルト行きに搭乗。機内ではひたすら睡眠。２時間２０分のフライトで時間通り到着。
パスポートチェックを通って無事に入国。KUBO-Cが６ヶ月以内に長期でイタリアに滞在していたので、シェンゲン協定に引っかかるかどうかが唯一の懸念要素だったが無事に通過。イタリアの入国審査が適当だったらしく、スタンプも押されなかったとか。確認のしようがない。
メトロに乗って１時間かからずに市内へ。TRINDADE駅に到着。とりあえずはアパートメントにチェックインしたいのだがチェクインは１４時以降と決められていたのでまずはコインロッカーを探すことに。TOURIST INFORMATIONで地図や観光名所のリスト、それにALVARO SIZAとSOUTO DE MOURAの建築マップもそれぞれ無料で手に入れた。市庁舎前の広場に仮設されたカフェで休憩。日差しが気持ち良い、建築の装飾的なルーフラインに目が行く。
SAO BENTOターミナル駅でコインロッカーを発見し荷物を詰め込んで身軽になった。親切なおじいさんがロッカーの使い方をポルトガル語で説明してくれる。イタリア語を知っているKUBO-Cもいたので大体理解できた。オブリガードとお礼を言って観光に出発。
丘の一番高い所に位置するPORTO CATHEDRAL周辺を散策、丘の上からドウロ川を中心とした都市の風景が一望できる。ドウロ川の南側、PORT WINEのWINERYが連なる景色が圧巻。小さな小道を歩き、CASA MUSEU GUERRA JUNQUEIROに立ち寄る。グエラ・ジュンクェイロというポルトガル人の詩人を記念して作られた美術館。建物自体は１７３０年に建てられたそうだ。家具、宗教芸術、セラミック、テキスタイル、銀細工等をみた。
PONTE D LUIS I / ドン・ルイス１世橋から再びドウロ川の景色を眺める。橋の上のメトロと並行して歩道を歩きながら南へ。ドウロ川と斜面に林立した建物の景色がまた美しい。橋を渡りきった所には川沿いに降りられるケーブル・カーもあった。メトロに乗って移動。チェックインまでの時間稼ぎが終わったので駅のコインロッカーで荷物を改修し、徒歩でドウロ川沿いのアパートメントへ。１４時半到着。女性が出迎えてくれ、アパートメントのルールなど簡潔に説明をしてくれた。お礼を行って鍵をもらう。しばし休憩し、再び外出。遅めのランチを川沿いで。
食後は引き続き街を散策。どこに何があるかを記憶しながら歩き、途中麦わら帽子屋にはいってみた。３人共１つずつ購入。日差しがきついので必需品である。往来の多いショッピング通りもあるが、少し外れると閑散とした通りが多い。GF部分のショップの多くが閉まっている。上階も不動産の広告があるものはまだましで、ガラスが割れていて放置されている建築も少なくなかった。夜は避けて通った方が良いかもしれないと２人と相談などしながら引き続き散策。
メトロにも何度か乗車する。駅はALVARO SIZAの設計。ミニマルな駅内。ポルト大学の建築学生の展示があった。
夜は再び川沿いのレストラン、CHEZ LAPINへ。美味しい魚介類を食べながら楽しく過ごした。TKYM氏とKUBO-Cは白ワインを美味しそうに飲んでいた。川沿いを散歩してアパートに戻りシャワーを浴び早めに就寝。
