PUB CRAWLとUKBAの挑戦

3月31日、日曜日。

イースター休み3日目、ぐっすりと眠れた気がする。起きてから朝食を食べ、京都の婆ちゃんにスカイプ。1時間ばかり世間話、いとこのKKくんとも会話。12時過ぎから外出の準備をしたり。16時KINGS CROSS STATION、バスのりばD & E。YKOさん、IREさんと合流。YKOさんは稲門会の副幹事長、IREさんと僕は幹事。今日は5月のイベント開催場所の候補地を選び出すための視察という名目のPUB CRAWL(はしご酒)をする日なのだ。ちなみに、YKOさんと僕は下戸なので飲まない、IREさんだけが飲む。まずはPUB、"CANAL 125"。全体をみてFUNCTION ROOM / 会合場を見せてもらう。ミニマムスペンドは£1000、予定している参加者は50−60人だからこれは余裕でクリアできる。ランチを食べてクオリティーも確認、特に問題なし、美味しかった。そこではサンデーローストを食べた。イースターらしく、ぐだぐだと過ごせてよかった。


KINGS CROSSの開発の一部。CENTRAL SAINT MARTINSの内部。
From http://www.kingscross.co.uk/central-saint-martinsより

2軒目はKINGS CROSS駅内のパブ。CANAL 125からは徒歩で。往路と同じルートを通って駅に戻ることができるけれども、開発中のKINGS CROSS駅の裏を見に行きませんかと提案。”50の新しい建物、2000の住居、20の新しい道、、、etc”と謳う大開発中のKINGS CROSS、まだまだ開発途上の状態、しかもイースター休みだから人影なし、、、更には極寒。。。寒さのお陰でいい印象をあまり受けなかった。。。CENTRAL SAINT MARTINSの新しい拠点となる穀物貯蔵庫を改装した建築。ブルブルガクガク、感想の前に寒い。。。


THE PARCEL YARDのLOFT部分。

見学もほどほどにして、KINGS CROSSのパブへ。THE PARCEL YARDへ。ここはどうやら少イベントの開催場所としては鉄板になりつつある。駅内、チューブの駅から徒歩数分圏内、駅の奥まったところにあるためか、知っている人しかこない。空間は抜群、料理も良し。ファンクションルームも貸切状態しできてテーブル配置も出来れば立ち飲み形式も可能。食事は1件目のパブで済ませたので、ここはコーヒーとプディングを。RMKさんとOKIさんの女子組も合流。5人が揃う。実はこの5人、稲門会ではローカル組というカテゴライズされるはみ出し系の人達だ。駐在さんではなく皆ローカル採用、僕以外は永住権を所持している強者先輩たちである。5人が集まった所で次のパブへ。

3軒目は、タクシーで。PUB、BOUNCE。あらゆる物事はイギリス発祥、、金融システムも、鉄道も、サッカー、グリーンビルディング評価システムのBREEAMもそうである。まだまだあるのあけれども、もう1つ付け足すとしたらこれ、、、そう、卓球である。パブBOUNCEはテーブルテニスを遊びながらお酒が飲めるパブなのである。1901年にこの場所で”PING PONG”の特許が降りた場所なのだそうだ。まさに卓球発祥の地というわけだ。いい雰囲気だった。みな楽しそうに酒を飲みながらピンポンを楽しめる。もちろん食事も楽しめる。ファンクションルームもあり貸切状態にしてパーティをしながら、知っている人同士でピンポン大会もできたりする。視察をして、マネジャーの連絡先をいただきワンドリンクだけ飲んで出た。

夕飯は韓国料理のASDALにて焼肉。美味かった。ここは本物のコリアンだ。さすが、4名の強者達は、ロンドンを知り尽くしている。まだまだ修行が足りないのを実感。


BOUNCEの内部。ううむ、卓球発祥の地、ピンポン好きにはたまらないのでは。<<<<
P.S.
PUB CRAWLは実に楽しかった。イースターらしくダラダラと過ごせたので良かった。
しかし1つのニュースによってそれがぶち壊されそうになる。26日付のニュース、僕はそれには気が付かなかったけれども、今日その情報を手に入れた。26日付のBBCニュースがそれを取り上げている。

UK Border Agency 'not good enough' and being scrapped / UKBA(英国国境局、”NOT GOOD ENOUGH”なので廃止へ。

悪寒がしてしまった。。。27日に僕のVISA延長のためのアプリケーションはUKBAに対してコンサルタント経由で提出された。月曜日からこの廃止は適応されると正式声明には記述してある、、、ということは僕のアプリケーションは一体全体どうなるのか。UKBAとHOME OFFICEの狭間で行方不明になったりするのではなかろうか、、、きっとそうである。。。
僕は抜群のタイミングでアプリケーションを提出してしまった。正式声明の中にはこうある。。。”But the performance of what remains of UKBA is still not good enough. The Agency struggles with the volume of its casework, which has led to historical backlogs running into the hundreds of thousands.” 簡潔に言うと、、UKBAのパフォーマンスは力不足である(自分で認めている)、、、これが原因で膨大な歴史的な未処理分のケースを発生させる要因になりました。。。ちーん。ということである。つまり名目的には通常のビザ申請は問題がなければ2,3ヶ月で所有者の手元にパスポートが戻ってくるはずなのだが、このパフォーマンス不足によって8ヶ月(事実)とかひどい場合には1年半(事実)パスポートが戻ってこないケースがあったりするのだ。そんな状況でのUKBA廃止、HOME OFFICEへ引き継ぎ。これは更にカオティックな状況になるのは間違いなしだ。私のパスポートはこのゴタゴタで紛失、さようならなのであると勝手に思っている。。。パスポートがないとそれは日本に帰国できないということ。たしかアプリケーション中のパスポート返却は無理だったはず。

しかしながら、コンサルタント経由での提出だから僕は何もすることはない、というか何も出来ない。待つのみ。最後にUKBAの力不足による反省文を添付したい。自らso many years, troubled organisationとかpoor IT systemとか、、いうのならば、どうしてモット早く対処しないのか。バックログが溜まってからでは遅い、イライラ!!

”But UKBA has been a troubled organisation for so many years. It has poor IT systems, and it operates within a complicated legal framework that often works against it. All those things mean it will take many years to clear the backlogs and fix the system – but I believe the changes I have announced today will put us in a much stronger position to do so. ”

声明の本文はこちらより。
http://www.ukba.homeoffice.gov.uk/sitecontent/documents/news/ho-os.pdf