SHARI3なサンデー

7月8日、日曜日。

雨が降ったり止んだり、日が突然さしたり、虹が出たりと相変わらずの不安定な天候な日であった。幸いにも気温は高めで少し涼しく感じる。午前中フラットでまったりとして、午後から外出してフラフラとGREEN PARKからREGENTS PARK辺りを歩いた。SHARI3の会は、本日はAA SCHOOLではなく、TKYM氏の事務所にて開催された。読書会、サイバネティックス、「第4章、フィードバックと振動」、担当はMARUちゃん。ようやく話は「系におけるフィードバック」に差し掛かり、サイバネティックスの中核的な部分に触れられたような感じであった。MARUちゃんの説明が丁寧でわかりやすい。また、全員での議論が進むことでより理解が深まったような感じがした。

中華街にて食事。小籠包の店でバクバクと無心に食べる。円卓の上には乗り切らない程の料理が並べられ、カオティックな状態になった。人間いろんな料理に囲まれると誰しもが楽しく幸せになるのではと思っていたのだけれどもそうではなかった。これだけ複雑で混沌とした状態が手前に提示され、自分が頼んだものがどれかわからないという状態でとりあえず円卓ルーレットが回転し、自分の前に止まった物を仕方なく食すという事が起こった。そしたら皆すこし苛立った。たくさん並べばそれだけで幸せ。という短絡的な発想はダメなのだ、ということを学習した。

学習機能とはつまりサイバネティックスでいうところのフィードバックが組み込まれた系が持つ機能であるから、次回はこの過去の経験を活かし、コースセットを適当に7名分頼むというハチャメチャなオーダーの仕方は止めるべきだと思ったのであった。サイバネティックスとは神の視点からの系の制御だけに限らず、このようなローカルで、日常的でちっぽけな出来事にも応用される素晴らしい学問なのだなと小籠包を吸いながら天才ウィーナーはやっぱり偉大だなあと感じ入った。

そうは言ってみたものの、皆でぺろりとすべて食べ切ったのだ。
システムは実に多種多様な構成員で成り立っていて、腹の許容量や食べるスピードなど皆それぞれ個性を持っている(差異化されている)。そんな構成員はみなまず第1に自分で考え自分で判断するという自己完結したいシステムである。しかしそれらは皆柔軟にできていて他の構成員と通信して、食べるものを決めたり、食べる予定にはなかったけれども、助け合って処理したり、時には奪いあったりもする。一通り構成員は仕事が終わるとしばしシャットダウンする。でもしばらくして腹が減っている人が残ったものをきちんと処理して追加業務もこなすのだ。結果テーブルの上には何も残らない。

眠いし、早く寝たいけどこれだけ書いてしまった。読み返したら変な文章だなと思ったけれどもとりあえず放置する。