OMAのPEXが話題になっている

7月13日、水曜日。
大まかにディテール図面ができあがってきたので、その中から必要な図面を集めて
構造設計側へ送る準備。変更箇所を明記し、アドバイスをもらう予定。

ところで別の話題。

「このプロジェクトは建築だけのことではない、むしろインフラの事だ。多様性の凝縮、無限の可能性を促進させるマシンである」、OMAのディレクターがこのように宣言している。


From: http://www.canadianarchitect.com/ より

盗聴問題が波紋を呼び続けている昨今、OMAがフランスはトゥールーズにおける巨大商業施設のコンペに勝った事が建築ニュースでは大きく取りあげられている。PEX = Parc des Expostitions 直訳すると、なんだろう、、、展示公園か、それとも「万博公園」となるのだろうか。長さ2.8km、幅320mの長いプロポーションをしたストリップ。その真ん中には高速道路が横切っており、片方のエッジにはGARONNE RIVER。このストリップを未来開発のゾーンとして指定している。

ストリップの一部(図でいうところの青い部分だろう)には、660メートルの長さで高さが24メートルの建築がつくられるようだ。その屋根の下にはAIRBUS A380の工場が内蔵されていると文章からは読めるのだけれども、それはすごいな。ちなみにAIRBUS A380の高さは24.1mらしいのだけれども、それに合わせて天高を決めたのかな。40.000 square metre column- free exhibition, 160,000 square meter parking silo, 40000平米柱無し空間・160.000平米の駐車場、どれほど大きいかちょっと想像がつかないけど、これもすごそうだ。

屋根無し空間のイメージは大阪万博の大屋根や、セドリックプライスのファンパレス、スーパースタジオ、ヨナ・フリードマンを想起させる。マスタープランのイメージはOMA自身のラヴィレット公園か、細かいシンボリックな物体がストリップ上を散乱しているのをみるとジョン・ヘイダックによるBOVISA DISTRICTの提案も思い出す。。色んなものが想起されるプロジェクトである。


From: http://www.worldarchitecturenews.com/ より


From: From: http://www.worldarchitecturenews.com/ より


From: From: http://www.worldarchitecturenews.com/ より