BART FESを再訪

7月2日、土曜日。

掃除洗濯、朝食調理など。
昼過ぎ、昨日はパーティ気分で落ち着いてみられなかったBART FESに戻る。昨日と比べ静寂、ゆっくりと図面を眺める事ができた。今年は僕のチューターであったPHILのUNIT19は休業、というのもディレクターであったNEILと共にUniversity of Greenwichへと移っていったからだ。UKのチューターの大学間の交換というか行き来は激しい。まあ、そういう事もあり例年よりも落ち着いた雰囲気の展覧会だった。全体を眺めてみて毎年思うのはYR1、2の学生達の図面は上手にかかれている。デザインの話は抜きにして、図面のテクニックは皆高校からずっと図面を引いていたんじゃないかと思うくらい。

昔のDIPLOMA、いまはM.ARCH ARCHITECTUREと名前が改められた。最近の移民政策からDIPLOMAの卒業生に対しては卒業後のVISAが発行されなくなったため、名前を格上げしてM.ARCHにされた、と聞いた。詳細は解らないが名前が変わったのは確かである。そのM.ARCH群のプレゼンはYR1,1,2よりもテクニックも力も上だ。プロジェクトのアブストラクトや論文も置いてある。さすがに全部は読めないので、プロジェクトの概要とコンセプトを流し読みしていった。大体どのプロジェクトもざっくり言えばタイムベースドで変化していく建築、ランドスケープ。どのユニットも綺麗なドローイングが並べられていた。中でもERKさんのユニットのドローイング群は秀逸だった。

全体を見終わった後、偶然そのERKさんとすれ違う。ちょっとお茶しますか、久しぶりに、と近くのカフェでお茶。16時前にERKさんは去る。こちらはLAPTOPを持っていたのでいくつかのカフェを転々とする。夕方早くに帰宅。