POP LIFE | ポップライフ

掃除洗濯すべて午前中に終了。昼過ぎテート・モダンへ。吹き抜け空間(タービン・ホール)に異様な建築物が建っていた(彫刻かもしれないが)。すべて鉄。 ドリス・サルセドの亀裂がまだ記憶に新しいが、その亀裂は綺麗に埋められ、今度はその上に巨大な鉄のかたまりのパヴィリオンが作られていた。勿論の事、鉄骨のピロティー、脚部はしっかりとアンカーボルトされている。凄いな、ヘルツォークの建築は破壊されては再生している。なんでもありなのだ。この鉄のパヴィリオンはポーランド人「ミロスワフ・バウカ」によるもの。そのパヴィリオンの内部は光を吸収する黒い素材で覆われていて、その中に人が入っていくというインスタレーション。一瞬ひるんでしまった、何も見えないから。一面から光が入り、進行方向に向かって徐々に光がなくなっていく(減衰していくような)異様な感覚を味わえる。これはけが人出るだろうなと思っていたら、以前けがした人がいたようだ。まったく昨日の花火といい危いなあ。まあそれがユーケーなのだ。

タービンホールの後にはエキシビション「POP LIFE」。ウォーホール、ジェフ・クーンズ、トレーシー、ダミアン、ムラカミタカシ他。全員の作品、例外なく強烈で非常に疲れた。特にジェフ・クーンズのMade in Heavenは露骨だった。展示はウォーホールから始まり、そしてムラカミで終わる。ポップアート自体、複製技術時代という背景があって生まれた訳であるからどの作品=商品を眺めているようだった。締めのムラカミタカシの部屋はとてもカラフルだった。ウォホールのカラフルとはちがい、もっと三菱鉛筆のポスカ的な、デジタル色だ。衝撃的な作品が多い中、それでもアキハバラが出現すると他は色褪せてみえないでもない。ムラカミの部屋を出てすぐ外に見えたセントポールを中心としたロンドンの風景をみて、異様な感覚を味わう。タイプスリップした様なというか、空間のゆがみを体験したようなというか、うまく言い表わせないこの感覚は一体何だろう。


Kirsten Dunstとムラカミタカシのミュージックビデオ、印象に残る。あの歌まだ耳元で繰り返している。この人はキルスティン・キャロライン・ダンスト。最近だと、マリー・アントワネットとかスパイダーマンとかに出ている。僕は結構前のジュマンジにでているあの人というとあーなるほどとうなずける。
http://hypebeast.com/2009/10/kirsten-dunst-mcg-takashi-murakami-akihabara-majokko-princess-preview/ より

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