LOUIS KAHN, THE POWER OF ARCHITECTURE

午前8時過ぎに目が覚める。KUBO-Cに連絡するとこれから東京のMEIMEIのお宅に向かうとの事。僕は再び眠り10時過ぎに起床。今週は一度も走れなかったので、今朝走ることにした。ランニングウエアに着替えてPRIMROSE HILL - REGENTS PARK - PRIMROSE HILLのコースを走る。天気予報は曇り時々雨だったが運良くはずれ外は快晴。公園はまだ時間的に早かったので人は少なく走りやすかった。5キロ、26分、300KCAL、いつも通りの数値。帰宅前にオレンジを買って帰って水分補給のために食べる。熱いシャワーを浴びてさっぱりしてから、掃除・洗濯、洗濯物が終るまでに、企業年金のための資料を記入したりなど事務的な作業に集中する。あっという間に昼が過ぎたので、キッチンに降りて昨日の炒飯の残りをあたためサラダ、ラーメンをつくってランチとする。


ランニング終わり、丘より。


昼めし。

15時過ぎにフラットを外出。LONDON BRIDGEまで電車で向かってテムズ川沿いを歩きながらDESIGN MUSEUMへ。LOUIS KAHN: THE POWER OF ARCHITECTURE展へ。楽しみにしていたルイス・カーンの回顧展である。ルイス・カーンの人生と作品をざっくりと振り返るどちらかというと一般教養としてのルイス・カーンを知るための展覧会だった。模型とスケッチ、ルイス・カーンにまつわるメディアの抜粋、映像、物品など多岐に渡って展示されている。模型はバングラディシュ国会議事堂、ボリューム・幾何学エスキス模型、フィッシャー邸、エシェリック邸、イエール大学英国美術研究センター、ソーク研究所、シティータワーなど巨大な模型がたくさん展示されていた。フィッシャー邸に関しては1:1のモックアップが同じマテリアルで作られており壮大だった。ルイス・カーンの事務所の壁に貼られていたピラネージのCAMPO MARZIOの巨大なプランも圧巻。ピラネージを図面の下敷きにしてプランを作っていたというのは本当だったのかな。ルイス・カーンとルイス・バラガンの書簡のやりとりも興味深く読んだ。旅行かばんとクレヨンのセットもはじめてみた。生い立ちも事細かく書かれていた。1901年にロシア帝国エストニア地方生まれ。1904年、3歳の頃に顔と手に大火傷を負ったこと。1928年のヨーロッパ旅行でPIET KRAMER、HENDRIK PETRUS BERLAGEなど初期のモダニスト建築に心を打たれた沢山スケッチしたこと等など。真新しい発見は無かったが、相変わらず惚れ惚れする建築が観られたので満足。教訓その1、「WHAT A BUILDING WANTS TO BE = 建物がどうなりたいか」を探せ。教訓その2「HOUSE, A HOUSE, HOME」はそれぞれ違う。教訓とは言っても、もはや学生の頃から当たり前の様に考えてきたことである。染み付いてるので改めてそういわれると、そりゃそうだろとなる。それほどルイス・カーンの功績は偉大であるということだ。



ルイス・カーンの旅行かばんとクレヨンのセット。

夕方COVENT GARDENに移り散策。19時に駅前にINBくんと待ち合わせ。数日前にブログにコメントくれた僕と同世代の建築家、日本から出向という形でこちらの設計事務所に勤務されている。駅前で初めて面会し挨拶。北インドカレーのレストランで美味しい夕食を食べながら自己紹介から始まり色々な話をする。21時からはTKYM氏のお誘いもあり、PUBでW杯ブラジルVSオランダ戦を3人で観戦。オランダがブラジルを撃破。0−2,後半の5分間のアディショナルタイムには0−3と追加点をいれられ、ブラジル粉砕された。PUBの観客はどちらかというとオランダよりだ。どこのパブにいってもブラジルを応援している人はいなさそうだ。

11時過ぎにお開き。チューブで帰宅し、KUBO-Cと交信。これから製図の学校だそうだ。僕はブログを更新、眠る予定。NZのプロジェクトに関してのスケッチを少々。ルイス・カーンに助けてもらった。