たくさん詰め込んだ

4月20日、土曜日。

今日は1日忙しい1日であった。午前8時過ぎに起床、簡単な朝食を食べシャワーを浴び外出。歩いてカムデンタウンの郵便局へ。今日こそはBIOMETRICS(生体認証システム)認証登録を済ませたい。まず重要なのは郵便局がオープンしていたということ。ストライキではなかった。生体認証も受け付けていた。しかも誰も並んでおらず自分一人。右手4本の指、親指、左手4本の指、親指の順番に指紋をスキャンする。最後にシグネチャーを書き込んで終了。料金は£19.20。終了後、センターへ。買い物をしたり過ごす。13時前にWIGMORE STREETにあるカフェ WORK SHOP MARYLEBONEへ。2011年にオープンしたそうだが、今日まで知らなかった。小奇麗なカフェで、コーヒーも美味しかった。コミさんと13時ジャストに合流し、GAGGENAU キッチンショールームへ。

GAGGENAUはドイツの超高級キッチンアプライアンスのブランド。担当しているチェルシーの住宅のキッチンに使用する事になるので、一度自分で実物を確認しておきたかったのだ。また技術的な問い合わせもしたかったのも事実。昨日、NGMさんとKOMIさんとの食事をしたのがここから数分離れたところだったので、食後にちょっと覗いてみてKOMIも誘ってみたら是非との事だったのでお誘いしてみたのであった。予約しておいた打ち合わせの時間、13時ちょっと過ぎにショールームに到着。電話で話したBNTさんにお出迎えいただく。ショールーム全体を散策した後に打ち合わせ。製品の情報や、スペックの種類、インストールダイメンションなど実物を前にしながら説明を受ける。

コミさんと共にクオリティーの高さに興奮する。写真でもわかるように、ニッシュにすっぽりと入り造り付け家具とツライチで設置できるようになっている。巨大なステンレス・スティールの一見、業務用のような自宅用冷蔵庫。しかし業務用のイカツさはそれ程感じないようにスタイリッシュなデザインにまとめられている。冷蔵庫の扉は、飲み物やバター、卵を入れておくトレーが扉に固定されているので、一般的に分厚い。その扉が115度の角度で開閉しながらも、隣接する作り付け家具とたった3−5mmのギャップを残しただけでツライチで設置することを実現できるのである。ここにはものすごく複雑なヒンジシステムが隠れていて、その詳細をコミさんと眺めて感動する。何度も開閉をして、映像も撮らせてもらった。1時間ほどアプライアンスで楽しんだ。ショールームを後にしてしばらく買い物をする。

[:W640]
左側に設置された両開きのフリッジRY型を使用する予定。

GAGGENAU
http://www.gaggenau.com/gb/

15時前にSHARI。僕は一度フラットに戻り、GRASSHOPPER講習に備えラップトップを回収、HCLA事務所にとんぼ返り。明日のBRISTOLでの打ち合わせに関しての話の後、GRASSHOPPER講習、スカイプ越しのHOTTA師が講師。ほとんど初心者なので、21時頃まで頑張って皆についていく。RHINOCEROS + GRASSHOPPERプラグインの組み合わせによって、建築の境界線が大きく広がるのが直ちに分かる。それほどパワフルなコンビネーションである。