今日も図面に追われる。

2月12日、火曜日。

7時起床。9時過ぎに出社。キッチン・ガーデンルームの修正に引き続き、ランターンルーフライトの詳細図面を詰める。その後ポーチのスクリーン詳細図面に変更を加え、平面と断面における膳板(水平方向)とWINDOW REVEAL(垂直方向)の接合部分のディテールを急ぐ。変更に伴い立面図にも修正を加える。地下階へいき、ジムとユティリティールームの家具の修正。一段落したら既に17時。休む間もなく最上階のセカンドフロアの家具の図面を修正。現場では既に家具がインストールされたにも関わらうず、クライアントの意向により新しい提案をつくる。つまり、その家具を破棄し、新しい物を作らせるということ。すごいクライアントである、僕もこの住宅に関わり数年、幾度と無くオプションの図面を制作した。作っては壊し作っては壊し、、まだまだ終わりそうにない。

夜は駅近くのケバブでMEAT & CHIPSのテイクアウト。家でサラダを作り一緒に食べる。

たまには現場からの写真を載せてみたい。モダンな建築では極力装飾的な要素を排除するのだから、例えば日本で住宅の設計をするとなると、こういうディテールが出現する必然的状況が思い浮かばない。この家はチェルシーの古い家だから当たり前のように出てくる。TIMBER FRAMEのSASH WINDOW、IRONMONGERY / 金具はSAMUEL HEATH。SKIRTING / 巾木はMDFのスプレイペイント250mmH、サッシュ窓と壁の間に走る垂直の部材はWINDOW REVEAL。それらがぶつかり合うところにPLINTH BLOCKを配置して衝突を免れるというところ。巾木と床のPLYWOODの間には15mmの隙間をあけてある。床仕上げのカーペットとカーペットUNDERLAYが入る寸法である。