帰国初日

12月27日、木曜日。

昨日からの続き。午前9時半に関西国際空港に到着。両親にピックアップしてもらい車で京都まで。1時間半ほどで到着。スーツケースと手荷物を開封し、お土産物を取り出す。かなりたくさん買ったことに我ながら驚く。一段落ついた頃にはすで12時を廻っていたので、お昼ごはん。車で近くの美味しいパン屋さん「たま木亭」でパンを購入。小さなお店にたくさんの客が入っていて繁盛そのもの。バケットとアンパンなどを購入して家で3人で食事。母さんに柚子味噌ラーメンを作って食べた。1年ぶりに味の評価基準が大幅にグレードアップし、ジャパンスタンダードが復活する。両親は僕の土産物を食べて喜んでいる。僕はあまりおみやげに手を出さず、準ジャパンのものを食した。鯖寿司

1年ぶりに熱い風呂につかり感無量。ひとため息ですべての疲れが吐き出される。バスのエンジン・ブレーキ音も聞こえない、静寂そのもの。数秒眠る。。。風呂に入った後は土産を持って近くの祖父母のところへ。一時帰国の挨拶。1年前駐車場だったところに、1件の住宅が建っていた。そうおじさん一家の住宅で、一応プランは僕が設計したものをベースにして建設された。窓の位置と頭の中の平面図を照らしあわせてみると合致する。庫裏の屋根裏の改修も完了していた。

ホットカーペットの上でごろ寝をした途端睡魔に襲われ、再び眠る。夜は親戚一同が集まってブリしゃぶ鍋。僕の土産もテーブルに並べられ和洋が混在する。また9名の関西人が鍋を囲むと言わずもがな、会話もカオティックになる。会話が混戦、誤解が生じる、さらに誤解が誤解を生じて意味不明な会話が行きかい、「わっはっはー、何いうてんねん」、、と円満な食卓である。特にじいちゃんばあちゃんはドン・キホーテ・レベルの解釈をするから素晴らしい。久しぶりに会話で披露する。

22時頃終了、皆それぞれの家に帰る。家に帰ってみると1つの事件が起こった。ここでは示せないが、最終的に上手にまとまってよかった。家族3人安心して眠りにつけるだろう。


パン屋さんの「たま木亭」


庫裏の屋根裏、いい眺め。


24時間前、ロンドンにいたとは思えない。

[:W640]
干し柿、とまらない。


夜のブリしゃぶ鍋。