ステーキが珍しく美味しかった。

7月25日、水曜日。

快晴、暑い、昼頃には30度近くまで上昇する。外に出るとみなホリデーな陽気で楽しそうだ。カムデンのカナル沿いでは、水着姿の若い人達や観光客で相変わらず賑わっている。皆気持ちよさそうに日光を浴びている。地中海に近い国々にシエスタの風習が生まれるのはよく分かる。このまま夏の気候が続いて欲しいけれども一方で仕事の方にはなかなか気が向かなそうなので少しばかり不安ではある。

さて、日本人はここでGENUINEな勤勉さを発揮したい。さっと昼飯をとり歩きながら夏を感じる。追加見積りの図面、A3、6枚をあげる。19時事務所を出る。いつも何かあるときにやって来る行きつけのパブ、CROWN AND GOOSEで食事。イカスミのサラダとBAVETTE STEAKを食べた。イギリスでは大して美味しい物が出てこないことが多いので、特に牛肉のステーキ何かは気体と落胆の落差が激しいのでなるべく避けているのだけれども、このパブはいつも美味しいものを出しているので試してみた。するとこれが正解、実に美味かった。BAVETTE、辞書にでていない。ネットで調べてみるとサーロインの下方にある、上方腹部肉。ビフテキ用肉でトモバラ肉とも呼ぶそうだ。なかなか珍しい部位の肉のようだ。リーズナブルでそして美味い。ヤミツキになる美味しさだ。

締めにはETON MESS。これも美味しいのだ。

REGENTS PARKとPRIMROSE HILLを散歩して帰宅。夜遅くまで街は賑やかである。夏だなあ。


イカスミのサラダ、春雨が使われていて和風な感じ。


珍しく塩だけで食べられるバベット・ステーキ。ホースラディッシュと一緒に食べて尚更美味い。ホースラディッシュとはわさび大根のことだ。
つまり和牛をわさびで食べる感覚と似ている。


この気候は予報によるととりあえず明日までは続くようだ。オリンピックのオープニング当日、金曜日には曇時々雨マークがついているので少々心配ではある。