The Royal Automobile Clubで食事

7月17日、火曜日。

事務所では図面の修正、現場打ち合わせの準備をするも結局木曜日にずれ込むことになったのでそれまでの間、模型をつくる事にした。ある部分で非常に複雑なコンストラクションが行われる予定なのでその部分のプロセスも踏まえて説明できる模型をつくることにしたのだった。久しぶりに楽しくなる。18時半過ぎ作業。

さて、、、今日は少し緊張する。フラットに戻りスーツに着替え身支度を整える。19時半、グリーンパークより歩き5分ほどで到着。日本の母校より大学の理事の方と応援部OBの方々がロンドン訪問されたので英国稲門会で食事会を企画したのだった。場所はThe Royal Automobile Club。1897年から続く伝統的なメンズクラブなのだそうだ。メンバーのみが入れるクラブで、今回は英国稲門会経由で実現されたのであった。大きく厳しい建物、中心の回転扉をくぐり広いロビー、レセプションへ。「Brooklyn roomはどこですか」と聞いて、案内してもらう。すでに2,30人の関係者で席は埋まっていたけれども、皆ちょうど席についたところで良かった。コース・メニューの注文には間に合った。スターターにシーザー・サラダ、メインには200gのフィレステーキをミディアムで。デザートはチーズプレート。食事をしながら理事の方や大先輩の方々といろいろと話ができてよかった。

途中、お手洗いに出てクラブ内をウロウロと散策してみた。メンズクラブとはこういう場所なのか知っておきたかったのだ。ゆったりとした階段を降りると地下に専用プールが完備されているのがガラス越しに見える。理容室も完備。gents' / ジェンツの入り口前にはきちんとshoeshiner / 靴磨きの人のためのブースが用意されている。ロジャーズのロイズ・ビルのトイレもそういえばそうだった事を思い出す。クラブ内はモバイル禁止、写真はどうかしらないがこっそりと撮影した。レセプションにはクラシック・カーが置かれていた。どれほどの価値があるのか全く検討がつかないけど。あまりに広かったのですべてのファシリティーはチェックできなかったけれども、本場英国のメンズクラブを経験できたことは良かった。メンバーになるのはきっと無理だな。

22時半マイクロバスで皆さんをお送りした後、英国側の幹事達は解散。せっかくいい場所にいるのでPaul Mallを東に歩いてトラファルガー・スクエアーを横切るルートで夜のロンドンを楽しんだ帰宅した。ふう、メンズクラブか。

[:W640]食事をしたBrooklyn Room

階段の踊場からプールを眺める、007の気分だ。

[:W640]レセプションと古い車